回を重ねるごとに長文になっている気がする、この「吹奏楽部のいいところをひたすら書いていく」企画…

いよいよ最後の記事になりました!

今回のターゲットは「大学でも音楽を続けたい」人です!



①好きなことができる!


正直、この一言に尽きるかも知れません。

特に、ここでは当然のことですが、やりたい楽器を自由にできます。 

一番好き勝手にエンジョイしている例はチューバ先輩で、


中2~高3:吹奏楽部でチューバ一筋、当然のようにユーフォは吹ける

高校生:おもむろにベースを弾き始める

大1:新入生にトランペットを教える(自分も新入生)、応援でスーザフォンはちょっと重いのでトロンボーンに持ち替える

大2:必要に迫られてスネアを叩く、金管はだいたいできるようになったのでフルートクラリネットに手を出す

大3:引き続きスネアを叩きつつ体験に来た新入生はだいたい一人で対応できるまでに

現在:ドラムを叩いてベースを弾いてチューバを吹く


という、よくわからない経歴を持っています。

ここまで何でもやりたい人も珍しいかもしれませんが、サブ楽器として何か始めたい人には本当におすすめです!

また、「人が足りなくてバリサクを吹いてたけど、本当はトランペットが吹きたかった…」なんて未練が残っている人も、ぜひぜひ来てください!



②好きなポジションにいられる!


なんといっても少人数なので、一人の存在が大きくならざるを得ない団体です。

その代わり、曲を好きに編集できるので、目立ちたければいくらでもできます!

「縁の下の力持ち」と言われるような楽器たちでも、ここに来ればスポットライト当たりまくりです。

ただ、目立ちたいかどうかというのは、正直人それぞれだと思いますし、影に徹するのが好きな職人気質の人もいると思います。

そんな人には、なんと一曲まるまる裏打ちプレゼントなんてこともできちゃいます!

あるいは、私みたいな「普段は裏の方でさらっと格好いいことしつつ、ここぞって所でおいしいフレーズをいただきたいですハート」なんて要望も、どうにか叶ってしまうような団体です!

少人数だからこそわがままでもいいんです!

このあたりに魅力を感じる人も、少なくないのではないでしょうか?😌



③自分で曲を作り上げられる!


ここには、指揮者や指導者の先生がいるわけではありません。

まず、曲を編集する段階から、自分たちでどうにかすることが求められます。

買った楽譜をよく見て、なんとか6人で繋がるように継ぎはぎして、場合によっては自分でフレーズを付け加えて…

そんな風にしてできた楽譜を元に演奏していきますが、これも本当に手探りです。

アクセントがどうで、ここはクレッシェンドした方がよくて、あっちはテナーとホルンがまだ噛み合ってなくて…

録音した音源を全員で聴いて、あれこれ考えて意見を言いながら、どうにかひとつの曲にしていきます。

指揮者はいない、打楽器も弦楽器もない、現状はただの管楽アンサンブルですが、一人ひとりが考えながら演奏する力が強くなれる場所だと思いますルンルン



④競争がない!

もし今、クラかフルートかユーフォかパーカスの担当者ができると、その時点でパートリーダーになります。

これらの楽器は専門の奏者がいないからです。

というか各楽器につき一人しかいないのがほとんどで、唯一トランペットだけが二人いるという稀有な例です。

そう、「パートリーダー」なんて言いましたが、そもそもパートという概念が存在しえない団体なんです。

こんな状態で、上手いとか下手とか、パートでの席の奪い合いがどうとか、そんな話が発生するわけないですよねアセアセ


「上手い下手なんて相対的な評価にしかならない」「芸術に優劣をつけてよいのか」という議論は昔から途絶えず、正直、このあたりの話をするのは、とても難しいことだと思います。

もちろん、切磋琢磨することでお互いが高められることも事実です。いい成績が取れたら嬉しく感じるのも当然です。

でも、経験者の中には、そんな世界に少し疲れてしまった人もいるのではないでしょうか?

ここなら、「音楽は続けたい、でも大学ではもっとのんびりできるといいな」というニーズに完璧に応えられます!爆笑






「高校までの吹奏楽部の雰囲気が好きで、大学でも同じように活躍したい!」という方には、地域の吹奏楽団や、上智内外のサークルという選択肢が豊富にあると思います!

ただ、それとは少し違う思いを抱える人にとって、この応援団吹奏楽部は受け皿のひとつになりうることを、ぜひ覚えておいてほしいです照れ


長くなりましたが、ひとまず「吹奏楽部のいいところをターゲットを絞って全力アピール」はここまでにしておきます。

明日からのフレマンでは、1-102教室で、いつでも楽器体験を実施します!

また、体育館やメンストでは「応援団」として演技します!

一連の記事を読んで少しでも興味を持ってくれた方は、真っ赤なTシャツを着て「応援は必修」という文字を背負った部員に、どうぞ気軽に声をかけてくださいキラキラ