小学生のころ、作文コンクールや絵画コンクールで入選し

朝礼でお名前を呼ばれ壇上にあがり

校長先生から賞状を受け取っていた人たちを眺めては

いいなあ~と思っていました。

 

自分にはそんな才能はないのだから

かなり他人事で、どこか遠い世界の人々のことのように眺めていました。

 

しかし、受賞ということは突然降ってくるものでした。

なんで私なんだろうか。。。。。。。。。。。。。。。。

いくら考えても答えは出ません。

様々な方のお力添えがあり、

たまたま私が文化庁芸術祭新人賞を受賞させていただくこととなりました。

 

受賞理由は、溌溂としていることだそうで

これが私的にはとてもうれしかったです。

溌溂とした性格に産み、育ててくれた両親のおかげ。

そして、いままでお世話になった先生方に受賞をお知らせしたところ

”ようやく実ったわね” ”ちゃんと見てくださっている人は見てくださっていますね” ”見ている人は見ている。聞いている人は聞いている”

ととても喜んでくださりました。

いつもコンクールに落ちてビービー泣く私を慰め、次への1歩を進められるように導いてくださった先生方も

きっとお辛かったのだろうなあ、と思い至ります。

 

受賞したからと言って何が変わるわけでもありません。

むしろこの受賞のプレッシャーに勝てるだろうか私。。。と今から心配です。

 

このようにお導きいただいたこともご縁。

これからも目の前のことを一つ一つ取り組んでいきたいと思います。

 

 

当日は大切なお友達に着付けをしていただきました。

着物は、箪笥の肥やしを引っ張り出していてきました。

着物のいろはもわからない私は、おともだちに大変助けていただきました。

これからは、私も着物が着れるようになりたいなあ。

 

ayano*