映画「バービー」を見た。
うーん。悪いけど駄作だね。
もう理屈ばっかりの寓話。物語になってない。ドラマじゃない。
「女の子はいかに生きるべきか?」というメッセージ性があまりに強すぎるので、それを和らげるために、カーチェイスやギャグやダンスなんかをちりばめてるけど、ほんんど功を奏してない。
なんで、もうちょっとおもしろい脚本を書けなかったんだろ?
ということで、上記の文春の解説。これを読んだら見に行く必要はないです。この解説以外の要素はほとんどないから。
マジでこの解説そのままです。
強いて付け加えるなら、ここまでメッセージ性が強いのに、結論というか、答えというか、それが何かぼんやりとしていて凡庸でありきたりで、まあ、言っちゃえば、「♪ありのーまままのー自分になるのー」みたいな感じで、だったら何でこんな映画を作ったの? と思った。
へー。
アメリカ人はこんなのがスキなんだ。
まあ、思いっきりわかりやすい映画だからねぇ。


