昨年10月、逝去したゲイリー・ライトちんぺいさんとか日本の巨星達の追悼を機に始めた80年代懐古シリーズ! 漸く89年まで辿り着き、最後に戻って1980年! まあ、実際にはMTVが開設され、巨匠クインシー・ジョーンズが躍動した翌81年を音楽産業界の大転換期と見る解釈の方が、一般論としてはごもっともとは思うが、ワシ的には、あの大事件が有った80年の方が転換期というか、一つの時代の完全なる終焉という意味で、「区切り」としてはしっくり収まるような気ぃしますな(。-_-。 )

 

で、かろうじて保有してる80年リリースのLP並べてみたんやが・・・

絶好調だったポリスとかホール&オーツの代表作はまだこの先やね(^^)♫   ロキシーは特に好きでもないんやが・・・

 

更に、LP何処か行ってもうてCDで買い直したヤツ!

この2作品のレコードを売った記憶もないし、そもそも売る筈がないんやが・・・(T∩T)

 

この年、世界的に爆売れしたアルバムが有った訳とちゃうが、インパクトが物凄い好作品が幾つか有って、少なくともワシ的には、一つの音楽ジャンルの概念が完全に変わってしまう程の衝撃を受けたのでした( ̄へ  ̄ オッサン、文章変やろ!#

 

それがこれ! もう何度も書いてますがの(^ ^♪

トーキング・ヘッズ!4作目となる「リメイン・イン・ライト」! 前作からの流れを汲み、ブライアン・イーノの協力を得て、アフロ・ビートポリリズムを果敢に取り入れた結果、これが大傑作となりましたんや♫

 

このオープニング・チューン♫ イントロから強烈に放たれるアフロ・ビート♫ 只管それを刻み続ける紅一点ティナ・ウェイマスベース、チャカ・チャカとリズムを刻むジェリー・ハリスンギター♫   演説でも聴いてるようなパンク唱法なデヴィッド・バーンボーカル!そして!2:40秒辺りから突如として絡んで来るブライアン・イーノ操るピコピコ音が脳天に突き刺さり、脳内を引っ掻き回す! 最初聴いた時はただただ衝動に駆られ、いつ迄もそのピコピコ音の余韻が頭から消えず、実際、中毒症状になるまで数回は聴いたが、この感覚は初めてキング・クリムゾンのデビュー作に針を落とした時以来だったかも(。-_-。 )

それ迄はニューヨークの知性とか言われ高い評価を得ていたものの、まあ、ちょっと異色のパンク野郎程度のイメージしかなかったのが、電子音の魔術師ブライアン・イーノの参加と大胆に取り入れたアフロ・ビートの相乗効果で全く新しいスタイルの・・・そう!これこそ新時代のプログレッシヴ・ロック! 美しいメロトロンが響き、泣きのメロディー、長尺で技巧的サウンドと言った従来のプログレ観を完全に塗り替え、それらをクラシック化させてしまった画期的な作品! 勿論、古典には古典としての良さが有る訳で、それらが色褪せることはないが、70年代のプログレ・バンド達が80年代になって一様にポップ路線へと流れる前夜、この作品は極めて重要な位置に・・・とまあ、ワテもそう考える人らの内の一人ゆうだけのことやが・・・(´-`)

 

そして、その新時代のプログレというと、もう一枚が上↑のこれですわ(^^)♫

この作品については以前特集として投稿してるので再度貼らせてもらうが・・・

→弊ブログ:

未だブログを始めて間もない頃のヤツで、関東語訛りの文章で読み辛いやろがのm(_ _)m

 

この年のこの2枚のお陰で、その後に出たパブリック・イメージ・リミテッドのあの作品も、殿下とか、ビョークなんかも、全く難なくすんなりはいり込めたと思いますわ(。-_-。 )

 

更に、この年ゆうと、やっぱこの作品の完成度は最高やったな♫ 

70年代後半から続いたAdult Contemporary(日本ではAdult Oriented Rock = AOR)、その火付け役としての一端を担った彼ら自身の手で、この類の音楽にケリを付けたみたいな印象の大傑作! この作品に関しては・・・ん?何や?このデジャヴ感は・・・( ̄◇ ̄;)

////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

 

投稿の途中ですが・・・ このアルバムやら80年のことに関しては、丁度2年前に同じ様なこと書いてて全くの繰り返しになるんで、再度それを貼らせてもらいますわ(^^)♫

→弊ブログ:

 

ホンマ、ワテにとっては80年ゆうのが、いつ迄もひとつの区切りになっとんやね(。-_-。 )

 

で、最後に、80年を大転換期と見る所以、もうひとつだけ書いときますわ(o^^o) この年、亜米利加ゲフィン・レコードゆう新レーベルが立ち上がり、それまで他のレーベルに所属していた大物アーティスト達を次々に引っこ抜き! そして、その後の大躍進への起爆剤となったのが、シーンから暫し離れていたこの人の復帰作♫

ジョン・レノン!「ダブル・ファンタジー」♫   そう!そう言えば!このアルバムのジャケ、このほど身罷られた日本の巨星篠山紀信氏の作品やからねえ(´-`) 

去年出たB4としての「新曲」・・・あれは・・・ちょっとあかんな(><;

 

そして・・・

 

11月17日リリースのこの人の復帰作品が、また新たな明るい光を照らしてくれると喜んでた矢先・・・

 

12月8日、ジョン凶弾に倒れる! 偉大なバンドの中心人物として輝き続けた人の、誰もが予期しなかった最期! ひとつの時代の完全なる終焉・・・

 

結局これが、80年を大転換期と見る最大の要因となった訳ですわo(T^T)oo(T^T)oo(T^T)/〜 お仕舞い!

 

お願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願い