去年の暮れから書き始めた新テーマ、既に色んな形で投稿して来たので新ネタ不足。ならば「クサメロ特集」でもと思いきや、これは圧倒的に80年代後半から90年代初めに集中ということで、また別の機会にて後日┐(´д`)┌ 世の流れ的には、大英帝国ニュー・ウェーブの全盛と共に60年代ソウルへの回帰。 亜米利加自称KOPとやらの出現で、MTVの興隆と共に巨大産業化路線真っしぐら。 売れない音楽、ミュージシャンは商業第一主義の理論に則り容赦無く排除、若しくは路線変更を強要。 良く言えば計算尽くで作り込まれた売れる音楽。しかし、あれやこれや聴き込んで来た耳には当たり障りのない万人向けファミレス・メニューの如し。  まあ、所詮大衆音楽が故、そこは好き好きですがのう( ̄∇ ̄)

 

そんな中、80年界隈リリース作品を何枚かピックアップするならば、先ずこの人の転機ともなったこのアルバム! 賛否両論もあったけど、従来の労働者成り上がりロッカー突っ走り路線からダークな影の部分を描いた楽曲も。  それが故、曲調のバラつきが大きく、2枚組にする必要があったかどうか? ま、今だったらCD一枚に収まってますが・・・

それでも彼の作品を一枚だけ選ぶなら、ワシ的にはやっぱこれやろな(。-_-。 )

 

そして、この曲「ハングリー・ハート」は理屈抜きに痛快なナンバー♫

ザ・ボス!ブルース・スプリングスティーン! ま、特に歌上手いとは思わんけど。

 

そして、もう一人の大レジェンドの作品ですが・・・

ビリー・ジョエル!  彼の代表作ということになると、大ヒット曲「オネスティ」「マイ・ライフ」を収録した前作"52nd Street"(邦題:ニューヨーク52番街)辺りなんだろうが、70年代初頭から続いて来たSSWブームからアダルト・コンテンポラリー(日本ではAOR)へと移り変わる中で、ニューヨークから登場した旗手みたいな存在として捉えられた彼が、「俺はただのロッケン・ローラーだよ!」みたいなノリで、そのイメージをぶっ壊すようなシンプルなロックを演ってる様が、ジャケ写真まんまに非常にカッコいい一枚♫  当時のヘビロテ度では、その前作と、83年の次々作"An Innocent Man"に譲るけど、ワシ的にはこれが代表作♫

 

オープニング・チューンのこれだよね(^^)♫

 

この先どんどん弾けて行くビリーに対し、逆に、次第に内へ内へと深く向かって行くことになるザ・ボス! "Born In The USA"!を大統領選のサポート曲にするというとんでもない大勘違いを起こしたシトもいましたが、あれは決して愛国心を高揚する景気付けの曲でないことは皆さんご存知の通り。 この80年が同じ分岐点としても、対照的な二人と言えますな(。-_-。 ) 後付けっぽいですが・・・

 

続いては過去投稿歴ありの2枚♫ もう今更付け足すこともないですが・・・

スティーリー・ダン! 前作の”Aja"を最高傑作、或いは代表作と見るファンや音楽評論家も多いようですが、あの作品の大成功により、半端ではないプレッシャーの下で、ゲストへのギャラが100万ドルを超えたとか、ウォルター・ベッカーが薬中でダウンしてしまったりで、何かと話題を振り撒いた本作品。 やはり、無駄な音をとことん削ぎ落とし、付け入る隙が全くないこの完成度は芸術品というしかなく、もはや、これはアダルト・コンテンポラリーなのか何ロックなのか、そんな次元のことはどうでも良いと認識させたくれた至高の一枚!

 

そして、分岐点となった80年に生まれたマイ・ベスト・アルバムは勿論これ!!!

これをプログレと言わずして何なんでしょうね? それ迄にも、エリック・バードン&ザ・ウォーとか、ジンジャー・ベイカーズ・エアフォースとかが、アフロ・サウンドへの挑戦を試みており、それなりの評価を得て足跡を残してはいたものの、いきなり頭をガツ〜ン!と殴られた!などという古典的な言葉では表せない衝撃度! そのビートの合間を縫うようにピコピコと鳴り響き、脳裏から離れないブライアン・イーノが操るテープ・エフェクト! それがライブでは、エイドリアン・ブリュー奏でるギターのフィードバック音に変わると、また楽曲の表情が一変! アルバムと共に、81年当時のライブ演奏をDVDやらTubeで聴き比べるのもまたチョキ もうこれ以上言葉要らんね♫

 

さて、もう一枚! 唯一の79年の作品となりますが・・・

これも今更何も(^^)♫ 圧倒的に売れたという意味でなくとも、代表作はこの次の次の83年の作品"Synchronicity"(何たら坂の新曲ちゃうよ〜)ということに異論はないけど、やっぱ衝撃度という意味で、この出だしには強烈に萌えましたね♫

スティングの豊かなライティング・センス、声の魅力、そしてそれを支えるバンドとしての高い演奏力! ワシ的にはヘッズポリスが80年代最高のバンド! 

 

で、おまけのもう一枚! そのヘッズの快挙に大いなる刺激を受けたらしいニューヨークパンクの寵児が「ワテも続け!」とばかりにソロ作品を出したのですが・・・

買ってから売るまで(正しくは捨てるまで)ワシ史上最速の一枚!(; ̄ー(; ̄ー ̄

 

ま、デヴィッド・バーンに歌い方似てるとは言え、ちょっとキモい歌い回しは今だに脳ミソ流動化現象起こしそうやが、今聴くとそれほど悪くもないかも。 しかし当時、自由が丘のレコード屋のにいさんも「やっぱしダメでしたかあ〜(^ ^;)>」と納得顔で、二日前に売った価格の5分の1の価格で買い取ってくれはりましたとさo(T^T)o

 

最後に過去の投稿ネタの貼り付けですんませんが、ざっとこんなところかと(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

これにて80年界隈とも・・・(^-^)/~~ 

 

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