「これからも続くようなビジネスと、続かないビジネスの違いってなに?」
会社の10年後の生存率をみてみると、全事業所で約30%、個人事業主の場合は約10%。データの根拠はよくわかりませんが、もっと厳しい数字を出している方もおられます。いずれにしても、起業や新規事業に取り組むのであればこれからも続くようなビジネスに育てていきたいですよね。
ビジネスを続けるにあたって、人・物・金・情報・時間の5つは欠かせません。最近では、インターネットを活用したり、設備インフラを低価格で導入できるようになったため、無謀な投資をしない限り、金銭的なリスクは少なくなっているのではないでしょうか。
「最近、とくに気になるのは“情報リスク”」
一方で、最近とくに気になるのは「情報リスク」。インターネットが普及したことで、いつでも、どこでも、簡単に、欲しい情報にアクセスできるようになりました。わからないことは、本で調べる、専門家に聞く、といった手段しかなかった時代と比べたら、それはもう格段に便利になりました。ところが、インターネットに情報があふれたことで、本当に正しい情報、本当に必要な情報にたどり着くことが難しくなっているのも事実です。インターネットを使えば、いまの自分にとって都合がいい情報を簡単に手に入れることが出来てしまうからです。
たとえば、ビジネスワークアウトでもこんな事例がありました。
「母子ともに育つ」というコンセプトで、新しい教育サービスを開発している女性がいました。リーンスタートアップという手法を使って事業開発に取り組まれていたのですが、「何から手をつけたらいいのかわからない」という話があったのです。
リーンスタートアップは、ビジネスモデルを検証して業務プロセスを最適化するための手法。実用最小限の製品(MVP)や戦略変更(PIVOT)といったコンセプトはわかりやすく、実践的な内容です。私たちが導き出した事業開発のアイデアを検証するためには有効なツールだと思っています。
ところが、すぐれた事業開発のアイデアを導き出すためにリーンスタートアップを使っている方もおられます。彼女の場合、新サービスのアイデアを考えようとしてリーンスタートアップを勉強されていたのですが、これはなかなか難しいかもしれません。「アイデアを検証する」ためのツールを、「アイデアを導き出す」ためのツールとして使っていたのです。
「情報を仕入れるだけでは結果が出ないが、情報を仕入れなければ結果が出ない」
私たちが、事業開発で大切にしていることがあります。それは、<現場><現物><現状>で実際に起こっていることがすべて。つまり、「結果」にこだわるということです。どれだけすばらしい商品やサービスがあったとしても、お客様に喜んでもらうという結果がでなければ意味がありません。どれほど魅力的な技術や才能を持っていたとしても、誰かに必要とされるという結果がなければ埋もれてしまいます。
結果にこだわるということは、どんどんアウトプットするということ。
「運頼みの事業開発から抜け出すたった1つの方法」
事業開発はスピードがすべて。悩んでいる暇があったら、出来る方法を考える。出来る方法を考えたなら、すぐに行動して結果を出す。結果が出たなら、もっとよくなる方法を考える。この繰り返しだと思っています。
● これまでと比べて業績がどれだけ伸びているか?
● これまでと比べて自分がどれだけ成長しているか?
運頼みの事業開発から抜け出したい方はぜひ、毎日この2つの結果にこだわって進めてみてください。
