昨日の古傷えぐられ事件に続いて

ちょっと心が痛んだ出来事を。

 

コロナ禍でこの1年ほどは自分も夫も遠方の家族には会いに行けずにいます。

そうなると、LINEや電話などでのやり取りが中心になるわけで、

 

その中で、もらってちょっとへこんだものが。

クリスマスかお正月か、季節の贈り物の返事だったか

実家の母とやり取りした時に、

“弟一家にもよろしく”的な内容を送った中で、

「〇〇ちゃん(弟の末娘)は皆に××(私)にそっくりと言われてますよ😊

××の長所もしっかり受け継いでいます!!!・・・」

という一文が。

 

ちなみにその〇〇ちゃん、私が中期流産した年、数か月違いの予定日で、問題なく無事に生まれてきたお子さん。

“かわいい姪っ子”なのですが、

見るたびに、もし自分たちの子が無事に生まれていたらこれくらい

を突きつけられる辛い存在でもあります。

 

自分の子が流産して、悲しい出産して火葬したけど、

同じころに無事に生まれた姪っ子が

あなたによく似ていて、長所も受け継いでって

言われたら、普通は喜ぶものなのか・・・・

 

残念ながら、私はまったく喜べなかった。

むしろ、悲しい?辛い!? これまた、心えぐられた。

全然似てなくて、むしろ短所ばっかり似てしまっていても

自分の子どもが良かったな。

 

かつ、不妊治療していて、ちょうど結果も芳しくなかったリセット時期のLINEだったから

なおのこと辛く感じた。

 

もちろん、母には直接そんな思いは一切伝えず

無難にスタンプ送ってやり取りは終了しました。

きっと、100%善意で送ってきてくれたに違いないから・・・。

 

喜ぶべきものを喜べない、

何気ない言葉に深く傷ついてしまう、

こういう思考はいわゆる“不妊様”扱いになってしまうかな、

でも、もし身近に不妊治療をしている人や

流産をして子どもを亡くしている人がいるなら

自分の伝える一言がどんなふうに伝わるかな、って

少ーーしだけ考えてみてもらえると嬉しい。

 

心の傷は日にち薬。

月日をかけて辛さや痛みが少しずつ受け止められるようになる。

でも、古傷えぐられると簡単にぱっくり・・・

それをいやすのにまた長い時間が必要になります。