2018年の治療の振り返り、その15。

 

7/25にとうとう母子手帳を受け取り、

「妊婦健康診査受診票」の束ももらってきました。

その束にせっせと名前や住所など記入しました。

 

翌週の7/31に

記念すべき第1回目の妊婦健診。

 

その日は、主人もエコーの様子を見てみたいと同行していました。

受付をして、母子手帳と受診票を出し、診察室へ。

そして、内診台に乗ってエコーの時間。

 

楽しみにしていた瞬間でしたが、

医者がちょっと不安げな反応。

「心拍が見えないですね」

一週間前にピコピコ点滅が見えていた画像は

どんなに動かしてもいろんな角度から試しても確認できず。

 

再び診察室に戻って、主人と二人、説明を受ける。

「稽留流産の可能性があります。

大きさ的には成長しているので、心拍が止まったのはここ数日の可能性が高いですね。

確認のために、一週間くらいしたらまた来てください。」

淡々と、よくあることのように普通に説明される医師を前に、

二人とも固まっていました。

 

会計を終えて、

(・・・その時に本来なら病院が束であずかっておくという受診票を

 第一回目の分だけ切り取られた状態で返却されてしまいました。)

病院に向かっていた時のワクワク楽しい雰囲気は一気に凍り付いた感じになり、

二人で自宅へ帰りました。

 

まだ確定じゃない、

もしかしたら、一週間後にはまた心拍が確認できて

成長しているかもしれない・・・

かすかな希望を抱きつつ、でもかなり現実を受け入れる覚悟も持ちつつ

それからの一週間を過ごしました。

 

何よりもつらかったのは、

お腹の中ではおそらく亡くなっているだろうに、

つわりは続いていたこと。

気持ち悪い、食べられない、でももう命はない。

何のためにこんなつらいのを絶えなきゃいけないのか・・・。

 

なので、

”つわりがあるのは元気な証拠!!”というアドバイスや意見、大嫌いです。

うそこけ!と毒を吐きたくなります。

 

主人は今回の件で産婦人科に対して、恐怖、嫌いという感情ができてしまいました。

これは、その後のいろんな出来事で増大されていきました・・・。