バスケは非常に複雑なスポーツ。
中学生くらいの頭で、より難解な連動性を重視した練習を行ったところで、その理解に時間を費やすだけで、本来そんな事より根底で大切な、デュエルの強さやスキルの部分を鍛え上げる事こそ中学生くらいの頃は良いのではないか。
むしろ戦術的な部分は、高校生で理解を深めて行く事が大切なんじゃないのか?
四中のバスケを見て、自分自身の過去を鑑みて、強くそう思いました。
そして、その思いが直結して少年のチーム選びに繋がって行きます。
まず、幼稚園からの友達がみんな行く。
そして
ドリブルスキルに特化した練習内容。
どんなシーンでも仕掛けるドリブルを遂行する。
細かいタッチと意表を突くドリブルのみが評価される。
まずは個で打開する力を極めよう!
そんな理想を持ったチーム。
そんなチームで活躍できる選手は、ボールタッチが極端に上手いか身体がデカくて強いか、足が速いかこの3パターンです。
少年は、タッチそこそこ足の速さそこそこだったので、そこそこ活躍していました
僕は、そのチームの練習を週3回毎回ほぼ全メニュー見て来ました。約1年間。
約半年間見て、運営の仕方に疑問を持った事はありましたが、一度も練習メニューに疑問を持った事はありませんでした。バルサキャンプに参加するまでは…。