神無月の10月

埼玉県 上尾市のとある病院で産声をあげた女児。

あたし。

 

絵のように美しい子

 

と父が名付けた女の子は

ミルクを全く飲めず

吐きまくっていたという。

 

噴水のように

ゲボゲボと吐き

みるみるやせて

死ぬかと思ったらしい。

 

母はたまる乳をしぼり

死ぬかもしれないあたしを

見ていたそうだ。

 

死にかけ?のあたしをどんな気持ちでみていたのかは

80代の元気な母から

まだ語られていない。

 

この世に死にそうになりながら生を受けたあたしが

ゲボゲボ吐く歴史は意外と長く

今後7歳まで続いていくこととなる。