こんにちは!


7回に渡り連載して来ました、チェンライシリーズ。
前回で旅の終着をお伝え致しました。


そこで今回は帰国後、約2週間が経過した現在のレイさんの状況と、今後どのように僕が彼女と彼女の村に関わっていこうと考えているのかをお伝えしたいと思います。


まず、レイさんの現況について。


彼女は以前と変わらず、チェンライのバーで働いています。


息子さんの治療を終えて、戻って来たそうです。


毎日、お客さんのいないお店に出勤し、携帯電話を片手に時間を潰しているようです。


写真と動画を送ってくれたのですが、
以前と雰囲気が変わっているような気が。


「化粧品を変えたからだよ。
あなたが買ってくれたじゃない。」

そうでした。買いました。


チェンライのナイトバザールで食事をした後、近くのドラッグストアで。


化粧品のことは全くわからないのですが、
彼女はファンデーションやマスカラ、口紅などを眺めながら、

「えっ高い、どれも高過ぎるよ〜」
こんな化粧品使った事ないよ💦

と言ってびっくりしていたのを思い出しました。


相場は分からないのですが、

値札をサラッと眺めてみると、
一つ150バーツとか100バーツ、高くても250バーツくらいだったような。


日本円で500円〜1100円くらい。


ダイソーの化粧品じゃないんだから、それくらいはするんじゃない?
という感じで、

「好きな物を買いなよ^ ^」

と言って僕は店内の50%引きのプリングルスを手に取って買い物籠に入れていました。

コンパクトサイズで20バーツ(約100円)なので、円安バーツ高の、惨憺たる為替レートを鑑みても、日本より安いとそろばんを弾きました。
※自分の分は倹約しています。


毎日、多くても300バーツの収入の彼女にとって、ドラッグストアの化粧品は高嶺の花だったようです。


母が生前使っていた、アムウェイの化粧水や乳液は1本8000円程度だったような。


その話しをしたら、レイさんは絶句していました。


さて、化粧も冴えて頑張ってお店の前に座ってお客さんを呼び込むレイさんですが、お客さんというか観光客がいません。全然歩いていません。。


雨季の終わりが見えたとはいえ、まだまだ乾季のハイシーズンは先。


魚がいない場所で釣りをしていても釣れるわけがないので、僕はこう尋ねました。


「このまま水商売を続けても、お客さんが来なかったらお給料貰えないんじゃない?」


「それは分かっているよ。でも、また新しい仕事を探さないといけないから」


が、中学校卒業の学歴のレイさんが就職できるのは、小売店の販売員か工場のワーカーです。

せっかくBigCを辞めて夜の世界に飛び込んだのに、思うように稼げない。

そんな鬱屈とした日々をInstagramの流し読みをする事で、少しでも紛らわそうとしていました。


じゃあさ、君の村で🇹🇭お店をやろうよ。


僕は咄嗟にそう彼女に伝えていました。


ドリンクやお菓子、インスタントラーメン、携帯電話、SIMカード、農薬、農機具などを販売するミニマート。


先日、村を訪れた時はパヤメンライの街から15キロの道のりで1軒もお店を見かけませんでした。


セブンイレブンが進出していない今ならチャンスがある。そう感じていました。


※客数が見込めないので、進出しないだけの可能性も大いにありますが。


レイさんによると、初期費用は10万バーツ以下で可能とのこと。


「それくらいで店が持てるなら、やったらいいよ!」
日本はその10倍かかるからね。


もしくは、ご実家を最低限のリフォーム(水回りや床、壁など)して、秘境が好きな観光客向けにモン族の伝統料理を提供し、刺繍製作、田畑の見学、村の散歩などのプライベートツアーを企画する。


お客さんが増えて来たら、2階を増築してゲストハウスにして、乾期のハイシーズンにモン族のお正月のお祝いの儀式をゆっくり滞在して感じて貰えるようにしようよ。


僕はそんな自分の構想をレイさんに語っていました。
もちろん資金は全部出すから。 


そしたら、息子さんとも一緒に村で生活できる。


実は、8月のチェンライへの旅行は会社を退職して自分の残りの人生をどのように進むべきかを考えるためのものでした。


今まで専門商社やメーカーで海外営業職として働いて来ましたが、
どこか本当に自分がやりたい事ではないという気持ちがあり、

また、HSP気質のため、日本の会社の雑談も合わず、妻の影響もあり、何か自分で仕事を作りたいと思っていました。


そんな時に、レイさんと出会い、彼女の方から僕を信用してくれた事に驚きを隠せず、正直で嘘や偽りのない彼女の人間性に信用と信頼の気持ちを強く持つようになりました。


ただ、これでは、
「不倫の実態をもっともらしい事を言って糊塗しているだけだよね?」
と思われると思います。

そこで、遅ればせながらご説明させていただきますと、妻の方から1ヶ月ほど前に、


「あなたとは子供の事は協力するが、肉体関係はもちろん、恋愛感情は喪失しているので、恋愛はお互い好きにしよう」


という内容の誓約書を提出されております。


上記に至った経緯は長くなるので割愛しますが、離婚はしないが法的に夫婦関係は維持している状態です。 


なので、そのことはレイさんにも伝えています。

最初にお店に行った時から、妻と子供がいる事は伝えていましたし、彼女も子供がいる事は教えてくれました。


だから、一切嘘や偽りなく、駆け引きなどもなく、ただ正直な想いを伝えました。


会社を辞めて、妻とは疎遠。


そんな状態で一人旅に赴き、偶然入った夜のお店で見染めた女性が彼女だったというだけの話しでございます。


ただ、大学の頃に学んだ地域学や南北問題などがやはり自分の興味があり関わって行きたい分野である事を再認識できました。


だから、レイさんの現況を考えながら、村全体が少しでも豊かになり、出稼ぎに行かなくても子育てができる環境を整えていきたい。


その想いも強く持っています。


「そういえば、お店でリゾートホテルに泊まらない?って君に尋ねた時、何でOKしてくれたの?」


帰国後、レイさんにずっと気になっていたことを聞いみました。


すると、

「それはね、一緒に居てもいいかなって思ったからだよ。話していて楽しかったし」


タイ旅行でも日本人の方にはマイナーなチェンライ。


そんなチェンライの本当の微笑み(屋台や飲食店の方々の控えめで奥ゆかしく謙虚な振る舞いなども含む)、中国やラオス、ミャンマーと国境を接する地域ならではの大自然と文化の継承なども日本の方々にお伝えできるよう、発信をしていきたいと思います^ ^

11月からチェンライで完全プライベートツアーを企画しています。
現在、幸いにもスペイン🇪🇸の方からご予約をいただいております。


ミニバン🚐の鮨詰めの車内で、忙しく名所を回るツアーでは行けない場所にご案内致します。


ゆっくり一人一人のペースに寄り添い、
チェンライの風を感じながら、ご一緒できたら嬉しいです。


レイさんのご実家のリフォームの見積もりと工事の様子も追ってお伝えしたいと思います。


引き続き宜しくお願い致します🤲