うーむ、私はサイモン演出が好きだな。

全体に私には吉田演出が合わなかった。


が、劇中劇の演出は良かったな。最初の踊り?(黙劇役者)の何とも言えない身体のしなやかさに魅了された。調べたら、パントマイムの方なんだ。ハムレット劇中劇は今まで面白いと感じなかったが、今回のは一見の価値あり。


帽子の君、オズリック、最高に笑えて、どうにも気になり、帰宅して、キャスト調べました。
重苦しいハムレット作品の中で貴重な笑い。要注目な役者さん


墓掘り場面が、こんなに面白いのは初めて。ポローニアスより墓掘人が良かった僕蔵さん。


LASTの花降りは残念。上から落ちる音で、ハムレット独りにした意味が台無し。


どうしても?なのは一幕と二幕の区切り。何故あの場面で切るのか?一幕の最後の台詞を二幕で繰り返すのは、連続ドラマのようで、舞台でそれはないでしょ?


ハムレット、内野、岡田、野村息子、柿澤、四作観て、演出により、こんなに違うのだと改めて感じた。役者の違いより、演出家の違いの方が大きい。今回は、感情表現がWetで、時としてうるさいと感じた。妃の嘆き、オフィーリアの狂気。やり過ぎ感ある


柿澤ハムレットは頑張ってるけど、2日目だから、まだまだだと思うから、私はスタオベしなかった。皆してたけど、かなり熱狂的に。


私の前の二人、一幕で帰った。彩の国の大劇場は初めてだったけど、とても良いサイズで好き、中二階RB席右が見切れあるが見やすかった。特筆すべきは椅子に腰当てクッションが付いてて超楽。


来週一階左側でまた観るけど、買い足すかは微妙かな。