抜粋①人生には多くの事、悲しみ、楽しさがある。自分の映画を、喜劇、 悲劇など単純に決めて欲しくない。僕には可笑しい時間が悲しいものにもなり得る。観点にもよる。自分の映画を実際の人生に近づけたい。それは、喜劇と悲劇が混ざっているから。カテゴリーを決めるのに興味がない。
抜粋②
普通、漫画、つまり視覚的な文章、又は、小説から出発しても、僕には同じことだ。重要なのは、それを読んだ後に、自分の中に残っているものだ。何故なら、観客に伝えようとするのは、この気持ちだからだ。
抜粋③
皆さんがちゃんと見たように、あの墓には芽が出て、他は出なかった。全部が出るとは限らない。一つも出なければ、絶望があるだけだ。でも、そのように映画を作ったら意味がない。僕はいつも希望を探したい。これが、自分の映画を通して伝えたいことだ。
抜粋④ 宮越については、実際と、こうありたいと思う姿が、いかに別々な二つの事であるかを明らかにしたかった。実際、性質と意志の間で争いが突発する。自分は普通の人だと我々の大半は考えているから、描きたかった。その距離が深い時、悲劇が生まれ、犯罪と暴力が勃発する。