自己卵治療をしていた頃に、
漢方医や鍼灸師に
散々言われたこと。



「コーヒーはやめなさい。
体を冷やすし、カフェインはよくない」

と。







最近ではコーヒーは
健康に効果があると
注目されていて、


新聞や雑誌でも
よく目にするようになった。






コーヒーほどエビデンスが
しっかりしている食品は希少だ


と読んで驚いた。




健康だけでなく美容にも効果大だと。








疫学調査の結果、
コーヒーを飲む習慣のある人は、
生活習慣病やガンが少ないことが
わかったそうだ。





その後、
糖尿病、肝臓ガン、前立腺がん、
子宮体がん、心血管疾患、うつ病、痛風

などにかかるリスクと
死亡率が低くなる、

という研究結果も発表されている。







海外の大学の研究では、
毎日コーヒーを3~5杯飲む郡は、

全認知症リスク、
アルツハイマー病のリスクも低い

ことが明らかになったそうだ。





コーヒーの主成分の

クロロゲン酸や
カフェイン、ニコチン酸


が、体にいい働きを
するそうです。






もちろん
摂りすぎは良くなくて、

効果的なのは
1日150ml(1~3杯)とのこと。






何てことだ。




洗脳されやすい私は、
長年の食事指導によって

コーヒー=悪

だと思い込まされていた。






確かに妊婦は
カフェインを多く摂取すると
流産の可能性が高まる
という説があるそうだが、

その因果関係は
はっきりしてないようだ。




そんなエビデンスはないのだ。


西洋医学と東洋医学の捉え方も
違うのだろうけど。








だけど、妊婦の
カフェイン摂取量の上限を

200mgにするように
勧告している国もあり、


やはり妊婦は摂らないか
デカフェの方が安心

という風潮になったのだろう。






では、不妊治療中の人は
どうなのだろうか?





コーヒーを飲むと妊娠出来ない、
もしくは出来ずらくなる、


そういうエビデンスがあるから
禁止されたのだろうか?






コーヒーを飲むと着床率が落ちる

コーヒーを飲むと染色体異常が増える

コーヒーを飲むと流産しやすくなる




そんなエビデンスの元による
指導だったのだろうか?


違う感じ・・・






大好きなチョコレートは
5年弱断っていたが、


コーヒーなんて
10年近く我慢していたよ。



20代の頃から大好きで毎日飲んでいたのに。






不妊にはコーヒー断ちは
関係なかったのか?

適度に飲む分には関係なかったのか?





もしそうなら
我慢し続けたあの日々は
何だったんだ?


結局子供は出来なかったし、
コーヒー飲んでないのに流産したし。





別にそのせいで
ガンや認知症のリスクか高まる
なんてことまでは思わない。





でも不妊治療に
のめり込んだたこの10年、

私の生活のクオリティは
著しく低かったな、と思う。




別に後悔はしてないし、
生活や仕事を制限したり犠牲にして
本当に本当に頑張ったからこそ、

次の卵子提供に進もうと
思えたのかもしれないな。





コーヒーを解禁した現在の生活は
ある視点ではとても幸せだ。


チョコもケーキも解禁したからだけど。