「お父さん、どこに行くにもチエを誘いますやろ?」
と言った。
子どもの時に、アボジは仕事に行く時、帰ってくる時に何かと押し付けがましくて、普通にそれは子どもなりの純粋な気持ちで鬱陶しかった。
が、
先日、劇団ショウダウンの東京公演に出発する時にチセに「いってらっしゃい」を言うてほしくて、ちょうど早朝出でチセの登校時間が重なるだろうと思って
「ソンセンニン、東京に行ってくるわ。
寒いから学校行く時、気をつけや」
みたいな内容でラインを送った。
返信はくれたが、もののみごとに「いってらっしゃい」を言ってもらえなかった(笑)
子どもは絶対に予測できない角度からしか対応してくれないので、とても面白い。
今日、久しぶりに会って「ミス・ペレグリン」を観にいって、また何本か映画を観にいく約束をした。
帰りに美術展の広告を眺めていたので「どないしたん?」と尋ねると、美術展とか行くのも好きなんだそうだ。
先日はお寺や神社に行くのも好きだと言ってた。
好奇心の世界は、想像以上に広まってるんだなぁ。