なんとなく、すっきりしなくて。

なんとなく、おぼろげで。


その原因は、不安だってこと。


大切なものができるのは、不安だ。

怖い。

無意識に、消えてしまったときの、ショックを想像するから、なのか。



それでもいいじゃない。

不安を感じる程、大切だったこと。

それは、強さにつながるはず。







海にたたずんできた。

手足を浸して、波の音を聞いて、

なんだか身体も、心も、浄化された気分。







祖母が亡くなった。

87歳。

大往生。。。だろう。



人生の最後は、自分が誰かも、家族が誰かも、

わからなくなっていた。


その手前は、いろいろな人に迷惑をかけて、

喧嘩して、生きていた。


決して、完璧ではなく、

むしろ様々な問題提議を家族に残して、

向こう側の世界へ飛び立っていった。


ずっと、離れて暮らしていた自分には、

まだ実感もなく。

悲しいのかも、正直わからない。


祖母と対面すれば、何かを感じるのかもしれない。




祖母にとって、人生はどんなものだったのだろう。

祖父のことが大好きで、よく祖父との思い出を新聞のコラムに書いていた祖母。

でも、祖母が大好きな祖父は、20年近くも先に旅立ってしまった。

小さな町をその生涯、一度も離れることなく終わった人生。


どんなに思いを馳せても、祖母の本当の思いは理解できない、かもしれないけど。

その生涯と生きた証を、自分でかみ締めてこようと思う。


そして、向こう側で、祖母がまた、大好きな祖父と再会できることを祈ろうと思う。