先日の朝、子どもを小学校へ送り出そうと玄関を出たときの話です。 

 

登校途中の上級生の男の子と目が合い、「おはよう!」と声をかけました。

 

そしたら、その男の子が、手にポリ袋を持ってこう言ったんです。 

 

「ゴミ拾ってるの。手で。」

 

ポリ袋を片手に、落ちているゴミを手で拾いながら登校する子どもの姿。 

 

その健気な姿に、朝から深く感銘を受けたと同時に、

 

なぜか私の胸の奥がギュッと締め付けられ、涙腺に訴えかけるものがありました。

 

子どもたちが自発的に街をきれいにしてくれる姿は尊く、 

でも、ふと強烈な違和感が湧き上がってきたのです。

 

「なぜ社会は、子どもたちに、こんなゴミ拾いの負担を背負わせてしまったのだろう?」

 

子どもへの美化教育の一環としてのゴミ拾いは、確かに良い影響だと思います。

 

ただ、本来、ポイ捨てされたゴミを放置し続けることの責任は、

子どもたちではなく、私たち大人・社会・自治体にあるように思います。

 

今の世の中を築き上げてきた世代の大きな責任でもあるはずなのに

その尻ぬぐいを子どもたちにさせてしまっているように思えてしまい、

その実態が悔しくてたまらなくなりました。

 

実効性のあるポイ捨て防止政策をとろうとしない、そこに費用や労力を割こうとしない自治体は、

良心を持ってゴミを拾ってくれる子どもや若い世代に、責任をなすりつけているのと同じではないでしょうか。

 

 

先日、自治体の議員さんと相談した話の中で、

「ゴミ拾いをしてきれいな環境を保つことが、ポイ捨てをさせない環境を作る手段だ」

という趣旨の言葉が出ていました。

 

… でも、私はどうしてもこう思ってしまうのです。

 

 それって、結局「きれいな環境を保つ苦労」を

善意の市民や子どもたちに押し付けているだけなのではないの??  と。

 

モラルやボランティア精神にだけ頼っていては、根本的な解決にはならない。

ポイ捨てをする人の「行動変容」を促す仕組みやポイ捨てを禁止する政策を本気で作らなければ

いつまで経っても街のポイ捨てゴミは減らない。

そう強く思います。
 

 

じゃあ、具体的にどうすればいいのか…ときかれると

難しい課題ではあると思いますが。

 

私は環境保全の専門家でもないけれど、

無い頭で私なりに色々勉強して考えてきました。 にやり

 

私が勝手に考えている

「ポイ捨てを防ぐための政策アイデア」を備忘録として記載します。

 

 ダウン

 

▶ 条例の強化: ポイ捨て禁止区域の制定と、思い切った「ポイ捨て過料¥」の導入 

  (すでに先進的な自治体では行われていますよね。渋谷区とか)。 

   Point: 罰金じゃなくて「過料」です!指差し  

   罰金は「抑止力」と言う人もいるけれど、結局は建前だけの条例文で、ゴミのポイ捨て対しては効果なく、

   ポイ捨て条例は全く機能していないです。 

   そして条例が機能していないことがわかっているのに変更してこなかった議会・自治体!

   条文変更は簡単ではないのだろうけど、、、動いてほしい物申す

   

▶ 人的アプローチ: シルバー人材などを活用した、あたたかくも毅然とした指導員の配備。

  もしくはシルバー人材風の AIロボットで指導。(いつかはスターウォーズのC-3POみたいな、映画で見たような世界に)

 

▶ PR・デジタル発信の拡大: 「ポイ捨て禁止」の巨大看板・ポスターをただ立てるだけでなく、

  電車内広告、駅前のデジタルサイネージを活用した大々的な啓発。

  Point:プラスチック・たばこ等のポイ捨てゴミによって、私たちの体・ペット・野生動物たちにどういった悪影響を与えているか、それが動画で表現されて通りがかった人にもスッと情報が伝わる内容にする指差し

  

  きっと、忙しい学生や社会人は、「自分たちが日常的に気づかずにプラスチックを体に取り込んでいる」

  なんていうこと気にもしないでしょうし、知ったとしても、

  大量情報が頭に入ってくる日々の中でそんなことすぐ忘れてしまうでしょうから。

  だから、通りすがりに見えたデジサイ広告で毎日繰り返し知ってもらえたらいいなと思います。

  

  マイクロプラスチック・ナノプラスチックによる人体への影響は、もはや避けることはできないけれど、

  少なくとも道でのプラごみのポイ捨て行動は止められるはず、と思っています。

 

▶ AIカメラの活用: AIがポイ捨てを検知した際に、音声で即座に警告アナウンスをする仕組みの導入。

    (面白く指摘してくれるAIロボット。「いま、何か落としましたよ」と子どものかわいらしい声で言ってくれる、とか。)

 

▶ 喫煙環境の整理: 吸う場所がないことで たばこのポイ捨てが起きるなら、ルールを厳格にした上での専用喫煙スペースの設置するなど、逃げ道を作らない対策。 

  そもそも、たばこのポイ捨ては、たばこを製造して販売している企業側の責任でもあるのだから(拡大生産者責任(EPR:Extended Producer Responsibility))、たばこ製造関連の企業と自治体が連携してポイ捨てさせない政策を創っていくべきだと思います。

 

 ダウン

 

「やってもどうせ変わらない」と言って諦めるのは簡単です。

 

でも、何でもやってみないことには何も変わりません。

 

上記は私が日々学び感じたことの中で出てきた政策案であって、

もっと素晴らしいアイデアを持つ方も世の中に大勢いらっしゃることと思います。

 

これから進化していくAIを正しい方向に使用したら、きっと環境保全も良い方向へ変えられると思います。

 

大人が本気で仕組みを変えなければ、子どもたちやペットや動物に害のない きれいな街は守れない。

 

 政策を打てるのは政府や自治体。公園や公道など外の環境を管理できるのも自治体。

 

自分の微力さに歯痒さを感じることもあります。

 

「あんた頭おかしい」「勝手に地球防衛軍やってれば」などと言われても

それでも私は、声を上げ続けることを諦めたくはありません。諦めたら何も変化しないので。

 

まずは自分にできる小さなことからコツコツと。

 

いつか、この街・社会・地球の空気がクリーンに変わっていくことを信じたいです。
 

そして、ポイ捨てに限った話ではないけれど、

未来の人たちのために、今生きている人たちが未来に負債を残すようなことをしてはいけない

そう切に思います。