SANAA
妹島和世氏と西島立衛氏による建築家ユニットの特集を見た。

ランスのルーブル美術館新館の建築を手掛けたことで世界中でその名を知られることとなった。

そんな二人も仕事が一本も来なくて事務所をたたもうと思っていた時代があったという。

最後のコンペだと臨んだある女子社員寮の設計を依頼されたときは涙を流したと。

芸術は実力はもちろんのこと、時代の潮流と人との縁やニーズが絡み合って初めて認められる、点数がつけられない。

ルーブルは世界的に有名な女流建築家ザハ・ハディド氏との接戦を制してコンペに勝ったが、新国立競技場のコンペには同氏に負けて、涙していた。

ド素人の私にもその理由はわかる。
ニーズにマッチすることと芸術性のバランスはとても難しいと痛感した。

以前、直島に行ったときに
田舎と前衛的な作品が混在していて困惑したことを思い出した。
でも、その不思議な感じもまた、直島を特徴付け、島にたくさんの観光客を呼び込んでいるので2回目に訪問したときは自然に受け入れられた。

何を美しい、と思うかは人それぞれだけれど、世界に誇れる日本人が次々に現れて本当に素晴らしいと思う。