矯正治療症例 その㉒ | そのやま歯科のそのままブログ

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福岡市城南区そのやま歯科医院のニュースや出来事をお知らせします。

こんにちは。


そのやま歯科医院 院長 園山です。


今日は朝から雨ですね~雨

しっかり降ってます。


早起きして、ソフトボールに行く予定だったんですが残念!


さて、今日はまた矯正の治療症例をひとつ。





こちらの患者さん、初診時小学5年生です。

すでに永久歯に生え変わっています。


前歯がデコボコしている感じはありますが、

よく見ると、下の犬歯が生えるスペースが全くありません

(黄色丸のところ、下の写真は鏡に映しているので、左右が逆になっています)


かなり難しいケースで、本来抜歯矯正になるところですが、

歯を抜きたくないということで、床矯正を始めることになりました。




顎が小さいので、とりあえず広げます。




犬歯が生えてきましたが、もっともっと広げます。




広げたら、今度は奥歯を奥に下げていきます。




下げたらブラケットを装着して






もうちょっと整える必要がありますが、何とか並びましたね。

(上も矯正しております)


このケース、治療開始が遅かったため、

下だけで装置4個。

ブラケットも装着して、大がかりな矯正になってしまいました。


小学生低学年で始めていたら、ここまでならなかった可能性があります。


歯並びが悪くなる原因は、遺伝もあるかもしれませんが、

食事、呼吸、姿勢、体癖など、いろいろあります。


歯並びが気になるお子さまがいらっしゃいましたら、お早めにご相談ください。