キャリーのようにコラムを書きたい -2ページ目

キャリーのようにコラムを書きたい

楽しみながら書きたいと思います☆

昨晩、6歳の長男が言った。

『〇〇くんは、パパとママどっちが好き?って聞いたら、“絶対パパ!”ってすぐ答えるんやで!』
っと。


ふつうなら、へぇ~だが、、

〇〇くん???

それは聞き捨てならない。

○○くんのママといえば、私が大好きなママ。
いつも子供のことを考え、一生懸命、そしてとても丁寧に暮らしている、優しくて穏やかでおまけにとてもかわいい、本当に素敵なママ。
私が幼稚園一、良いママだと思っているママなのだ。

すかさず長男に『なんで?』ときくと、

『パパはいつもすごく遊んでくれるけど、ママはお料理と掃除ばかりしている』っと。。

もちろん、長男にはそのママがしていることの大切さを説明したけれど、私は胸が苦しくなった。。


彼女には、〇〇くんの他、小学生のお兄ちゃんと2歳の妹がいる。
ちょっと癖のある義母と同居しており、全員の分の食事をほとんど彼女が作っている。
子供の健康を考え、料理は出来る限り無添加にこだわり、裁縫の得意な彼女は、子供が寝た後は、子供の小物などを手作りして、子ども達が持っている手提げなどは全て名前が刺繍された手作りのもの。
お宅にお邪魔したことはないけれど、掃除が行き届いているのは見なくてもわかる。
いわゆる丁寧な暮らしをしている、本当に素敵な女性であり、素敵なママだ。

もともと子供が大好きな彼女は保育士と幼稚園の先生の免許と経験もあり、いつか復帰したいけれど、下の子がもう少し大きくなるまでは一緒にいてあげたいから、と言っていた。
彼女の子供に対する接し方は、我が子であろうがなかろうが、いつも優しさに満ち溢れていて、その笑顔や声のかけ方は、どんなひねくれ者が見ようとも、作り物ではない。


その彼女の優しい笑顔が浮かんで切なくなった。


でも、子供は正直だ。


子供は遊んで欲しいんだ。。

家がちらかっていても、添加物が入っていても、そんなことより、ママとカルタがしたいんだ。なわとびを見てほしいんだ。


もちろん、小学校5年生の男の子なら、ママとカルタをするより友達とサッカーをしたいし、DSがあればママなんていなくていいのかもしれない。

小学校3年生の女の子なら、散らかった家に友達を招きたくはないし、もっと大きくなれば丸美屋のマーボ豆腐を食卓に並べる母を尊敬しなくなるだろう。


でも、〇〇くんは6歳だ。
ママとカルタをしたい6歳だ。


考えてしまった。。。


子供を喜ばせることだけが母親の仕事じゃない。
母親だって、それだけを求めているわけじゃない。
第一、そればっかじゃいられない。母親は忙しい。


でも先輩ママや、先生によく言われた言葉。

『膝に乗ってきてくれるのなんて、ほんとに今だけだよ!男の子なんて特にすぐいなくなっちゃうんだから!』


子供だけじゃない。
母親にとっても、子供とたくさん遊べるこの時期は貴重だ。

とはいっても、日々やらなければいけないことはたくさんあり、
私のやりたいことだって、ある。


でも、子供には子供のやりたいことがあり、それが母親と遊ぶことなら、
それは、母親として、家事や仕事と同じように、やらなければいけないことでもあると思った。


ちなみに、わりと大人な(笑)うちの長男に同じ質問をすれば、『パパとママ両方』と100点の回答をする。
それが本当なのか嘘なのか、そんなことはどちらでもいいけど、


大人な彼も、毎晩毎晩、ママ~一緒に絵を描こう!ママ~すごろくしよう!っと誘ってくるが、半分も応えてあげてない。


誘いがなくなった頃、今を懐かしく思うのかな。


何がいいのかはわからないし、たとえ頭でわかっても出来ないこともあるけど、


ママって、うちのことちゃんとやっててすごいね!って、6歳児が思うわけないんだから(あ、実際ちゃんとやってないから思うはずがないんだけど)

『ママはいっぱい遊んでくれるから大好き!』

の方が、親子ともどもハッピーな気がする。


いつまで実行できるかわからないけど、とりあえず今日は、子供のあそぼー!に全力でこたえてみようと思う。