少し前にも書いたけど。
先月と今月にかけて。
義父と伯母の葬儀が続いた。
この頃。
葬儀直後のバタバタした日常も落ち着いてきた。
からか。
家族について、ふと考えることが増えた。
私が今、家族のことを思う時。
それはどうしたって、そっちゃん、チコ、姪っ子ちゃん2人、姉やいとこの子ども、、、、という親族の子どもたちに、何を遺してあげられるのか、ということが第一。
自分のことといえば、この子らがきちんと生きていけるようになるまで、とにかく健康で(子どもたちに迷惑をかけずに)、子どもたちに何があったって私が力になってあげられるように、元気でいたい。
子どもたちが、自分の足で生きていけるまで。
私は大人として、知恵や生きる技術をおしえてあげたい。
でも。
1番におしえたいことがある。
それは、いつも、自然に頭に浮かぶ言葉。
「あなたはあなたのままでいい」
「ありのままのあなたで大丈夫」
これね。
私の勤める法人の理念。
勤めて11年目となるけど。
自分が思う以上に、会社の理念が板についたかまぼこみたいに、私に馴染んでいるよ(苦笑)
あなたはあなたのままでいい。
ありのままのあなたで大丈夫。
でも。
これが、実は、とても難しい。
人間は。
無意識に、忖度する。
愛する人に。
依存してしまう人に。
執着したい人に。
なりたいと願う理想の自分に。
自分の本音をわかっていない人が多い。
自分の本質に気づいていない人が多い。
ありのままの自分。
を、自覚することは。
現代人にはとても難しいことなんだよね。
私は。
でも。
それが大事だと思うんだよね。
だから、子どもたちには、わりあい自由にさせている。
子どもたちの本音を、私は大事にしたい。
ある一時期、学校に行きたくないと言った姪っ子やチコ。
ある一時期、死にたいと言った姪っ子たち。
ある一時期、何もやる気が起きないと言った姪っ子とチコ。
学校を退学し、転居も含めて自らの進路を決めた姪っ子。
いつも予定を詰め込みすぎてパンクし、、、辛いけど辞めたくないと、、、、貧乏くじを引きながらも頑張るそっちゃん。
学校に行かないことを自ら選び、未来に目標をみつけたチコ。
紆余曲折あれど、、、今を自分の足でしっかりと歩んでいる姪っ子ちゃんたち。
他人に忖度し過ぎてパンクし、やっと「ノー」と言うことができた姪っ子。
人間。
生きることの厳しさは。
社会に生きていれば、否応なく体験する。
だから私は。
この子達の羽を休められる場所でありたい。
まあ、そもそも心配症だから、、、、あれこれ言いたくなるんだけどね😭
でも。
とにかく。
あまりうるさく言わないように気をつけている。
子どもたちは。
自分の人生を、自らで選択し、自らで決定し、責任を持つ権利があるからね。
そのなかには。
失敗する権利、後悔する権利もある。
ははは!
心配な時は、「うまくいかないかもよ」とか、「それはダメだった時のことも考えなさい」とか、言うと思うけど。
大概のことは、もう、子どもたちの意思決定に私は任せる。
だってね、子どもたちは私が思う以上に大人である。
私の大好きな精神科医は、「15歳にもなれば、人間は大人である。親とは分離された立派な心を持つ」と言っていた。子育てしてみて、それがよくわかる。
チコは特に、そっちゃんと比べると精神的な自立が早い。個性かな???
だからね。
私からしてみると。
子どもたちは、とっくに親とは分離した個性をもった大人である。
そう思うと。
ますます子どもたちが愛おしいよ。
外の世界で、たくさんのストレスや刺激を受けて頑張っている。
不登校のチコもね。
わりと忙しいんだよ。
中学3年になると。
市の教育支援センターやフリースクールでも役割が増えて、あれこれと毎日自分以外の人たちのことを考えて通所先や時間を決めている。(私はまったく予定を知らない)
ほか。
志望校が公立の美術科なので、美術予備校やら塾やら、内申点を(今更だけど)上げるために行ける時は学校にいくし、定期テストは学校で受けている。
子どもたちを見ていると。
辛いこと、苦しいこと、我慢していること、、、、を少し遠ざけてあげると。
自然により良く自分の人生を生きようとする欲求が出てくるものなのだと、、、つくづく思う。
チコは中学1年で不登校になったけど、受験生なりに今を精一杯生きている。
姪っ子ちゃんの1人は、高校でとても大変なことを経験して中退したけれど、その後に違う形で勉学を続けて、来年には大学を卒業する。すでに第一志望の企業から内定をいただいている。
もう1人の姪っ子ちゃんは、この2年の間にたくさんの経験を積み重ねて、今を笑顔で生きている。
それでもね、、、子どもたちが生き続ける限り、まだまだ人生は山あり谷あり、、、のことだってある。
からね。
私も健康に気をつけて、まだまだ子どもたちのために生きるよ〜、
ってなことで、生活習慣を見直したんだよね、私。
それはまた次回に!