見聞録もかねて、病状の紹介と 思いを綴っていきます
昨年11月19日に、父が 脳梗塞と診断されてから
あっという間に 3ヶ月が過ぎました 
発症時の父は
今までの父とは、まるで別人のようになってしまって
表情もなく
指示されたことを、ただやるだけの
お人形のような存在でしたね
常に見ていないと
なにをしでかすか わからない状態で 。。
これからのことを考えると
絶望しかないのか 。。
と思ったりもした、辛い時期でもありました
3ヶ月がたった今
ひとつの区切りとして
脳外科と
言語聴覚士によるリハビリの評価をすると
各医師から、言われていましたので
先日、それぞれ受診をしてきました
脳外科の評価結果
1月のときは、頭の CT だけだったのですが
今回は、頭と首の MRI を撮りました
先生が、診察の時に、みせてくださる画像に
父は 興味津々で 
食い入るように、前のめりで
のぞきこんでいたのが、とても印象的でした
( ちょっとカワイイ～ とか思っちゃいました 
)
自分の病状を 知ろうと
耳をかたむけている姿をみて
“ そういうことにも、気をまわせるように なったんだな～ ”
なんて思いながら、同席していました
今回も、新たな梗塞部位はなくて、ホッとしました～
首も、動脈硬化や、細くなっているところ などなど 。。
なにも異常はなくて、キレイな画像でしたね
これらの結果
この三次救急の病院からは、卒業という形になりました
今後、薬をもらいながら、フォローをしてもらう
近所の病院探し をするのですが
脳梗塞を みている病院が
近くにはあまりないので
そこのところが、今、悩みどころです
言語リハビリの評価結果
リハビリを始めた 当初の父は
「 リハビリをやるのはいいけど、必要性は感じていない 
」
と、かなり威圧的で、横柄な態度だったことを
先生は
「 次、リハビリに来てくれるかな～と、いつも心配だったんですよ～ 
」
なんて話しながら、笑いあうことが できるくらいまで
父の状態は、回復をしているのです
父は、あまり覚えていないらしく
“ そうだったかーーー 笑 ”
という、ほほえましい瞬間が
あーしあわせだな 。。って 感じている私です 
先日の 長谷川式の認知機能検査では
30点満点中、23点と、前回より11点もアップ
それでも、新しいことを覚えたり
集中して、ものごとに取り組むことが、苦手 ( できない ) だったり
粘り強さがなくて、すぐあきらめてしまう
などの、状態では あるものの
自分のことは、自分で できるようになっていたり
会話も、つじつまが合っていることが、ほとんどですし
よく話すようにも なりました
ほかにも、計画をたてて、ウォーキングにいったり
病気以前にやっていた、パソコンや、写真の印刷などを
さわりはじめていたりと
自発性や、積極性も出てきていて
“ あの状態から、これだけ回復するものなんだな ”
と、正直、とても驚いています
このような状態なので、こちらも卒業間近なのです
それでも、今、毎日おこなう 宿題のプリントと
リハビリで、家族以外の人と話をする など
リハビリに行くことによって 得られる刺激が
父にとって よい方向に働いていることを
父や私たちが、実感しているので
外での活動（ ボランティアや運動 ）が活発になる 春頃まで
もう少し 通わせていただきたいと
先生に希望を 伝えたところでした
あたたかくなったら
パークゴルフや、植栽のボランティア活動を再開すると
父は、はりきっているので
家族として、応援していきたいと思っています
父には、残酷のようですが
脳梗塞になった部分は
もう治らないということは、伝えてあるのです
つい先日、この話が、父の口から出たときには
理解してくれたのかな 。。と思いました 
病気によって、できなくなったり
苦手になってしまった部分が あったとしても
そこから、いつでも
新たなスタートをきることができる！
そう私は、思っています 
私もそうでしたから 。。
そんな父を、これからも応援します
人間、いつでもスタート地点に立てる 。。
今日はこの辺で 。。
では、また～