昨年の記録です

〜2024年の富士登山の思い出〜



吉田口 八合目 太子舘 


太子舘は吉田口登山道の八合目にある山小屋です。初めての富士登山1日目の夜、こちらに宿泊しました。


標高約3,100m







 夕食


カレーライス

白いごはんは圧力鍋で炊いているそうです。
お茶は飲み放題お茶


標高の高い所では気圧が低いため、水の沸点が下がり、通常の炊飯器ではご飯を美味しく炊くことができません。


太子館では炊飯の際に圧力鍋を使用しているので、夕食が太子館の時はガイドさん達は嬉しくてテンションが上がるのだそうカレー



おかず

ウインナー、魚、漬け物(緑)、福神漬け、
富士山型のお菓子(あんこ入り)、
ミニゼリー


食べきれなかったので、お菓子は翌日の下山の際のおやつにしました。




 翌日分の朝食

釜飯・菓子パン・水500ml


夕食後、部屋に戻る前に配布された。

受け取る際に、小屋の番頭さんと山のガイドさん並んで正座して待っていてくれて、体調不良や心配ごとはありますか、など聞いてくれた。

ちなみに「番頭さん」と聞くと、言葉の印象から半纏を着た髭のおじさんを想像してしまうけど、この日の番頭さんはアラサーぐらいのかわいい女の子だったふんわりリボン


釜飯

温かいものを渡してくれた



菓子パン


山頂を目指す途中の休憩の際(深夜に)、菓子パンを食べた。

同じツアーの方は、山頂の山小屋で豚汁と一緒に釜飯を食べている人もいた。わたしは釜飯は食べることなく、家に持ち帰った。




 お部屋


小屋の中は意外に広いようで、3階まであり、団体の学生さんなど思っている以上に人がたくさんいて驚いた。(収容人数350人)


団体ごとにまとまっているので、学生さん達とスペースが一緒になることはなかったが、ドタドタと階段を昇り降りする若い足音が響いていた笑い泣き



↓太子館紹介動画より






わたしの部屋は2階左側の下段(2人部屋)。

向かい側は少し広いお部屋で、男性が4人ぐらいで一部屋に入っていた。


2人部屋の真ん中は布で仕切られている。

1人分のスペースは畳一畳分ぐらい。ご夫婦などは真ん中の仕切りなしで、一部屋を2人で使っていたみたい。


  • 写真の黄緑色は小屋の寝袋
  • 手前のリュックは30リットルサイズ
  • 帽子などを置ける棚がある
  • 靴を入れるビニール袋は小屋から配布
  • アラーム禁止(番頭さんが起こしに来てくれる)


室温19度。
外の風が強く、ガタガタ聞こえるが隙間風はなく、寒くない。途中で寒く感じたが、寝袋を首まで被ったら大丈夫だった。隣のシニア女性は薄いダウンを着て寝袋に入っていた。


高山病予防のためにも早く眠りたいのに、頭が冴えているのと慣れない環境のせいで眠れない。

そんなことは想定内だし、気分が高揚しているから、学生さんの声や足音が多少賑やかでも腹が立つことはなかった。

感覚的には一睡もしていないような気がしていたけど、横になっているだけの3時間があっという間に感じた。

隣で寝ているご婦人がトイレに行ったのは知っているけど、戻ってきたことには気付かなかったので、少しは眠ったのだと思うふとん1ふとん3





 太子館の外からの眺め






気温15度、湿度60%、

夕方から風がどんどん強くなった。




     トイレ


  • 小屋の外にある
  • 宿泊者は¥100、宿泊者以外は¥200
  • 使用後は水の出るジェットスプレーで流す
  • 手を洗う水道あり(飲めない)


↓太子館HPより





     歯磨き


  • うがいはペットボトルの水を使う
  • 歯磨き粉使用可。但し、うがいは決められた場所で!




 焼き印


↓山梨県立富士山世界遺産センターの展示物








 その他

  • Wi-Fiあり。電波は不安定(これは富士山全体で)
  • 充電コーナーはあるが、数が少ないので利用する人は配慮し合って使っていた。モバイルバッテリーは必ず持って行った方が良い。




↓太子舘紹介動画

動画では感染症予防対策としてアルコール消毒を促したり、スタッフの方がフェイスシールドを着用していますが、昨年はもう、それはなかったです。

↓太子舘HP



【追記】
2025/7/16〜7/17
大雨・強風の荒天

 


2025/7/18の朝、気温低い

 


昨年の服装だと寒いかもガーン

⬇︎2024年富士登山の服装


⬇︎2024年富士登山の思い出①