「16ところで、約束は、アブラハムとそのひとりの子孫に告げられました。神は「子孫たちに」と言って、多数をさすことはせず、ひとりをさして、「あなたの子孫に」と言っておられます。その方はキリストです。」ガラテヤ3の16

このアブラハムという人は私達がキリスト教の信仰を学ぶ上で、非常に重要人物のように思います。

というのはこの方に起こったことと同じことが私達の信仰生活には起こり始めるからなんです。

例えば私達の信仰生活には「アブラハムは、相続財産として受け取るべき地に出て行けとの召しを受けたとき、これに従い、どこに行くのかをしらないで、出て行きました。」(ヘブル11の8)というようなことが起こってくるんですよね。

これは文字通り私達の人生に起こってくるので、まあ、聖書に書かれてあるだけなら、「へー」で済ませて、何ということもないのですが、やはり、現実の世界でこんなことが起こってくると、頭の中が真っ白になったりもするわけなんです。

しかしそれって私達の信仰生活にとっては大変良い兆候だと思います。

というのはアブラハムの人生が私達の人生になり始めたぐらいから、私達の信仰生活で最も大切と言ってよいあの「聖霊様」が、私達と身近になってくるからなんですね。