こんにちは![]()
南柏 不登校親の会 そのままでいいよ です!
はじめまして
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次回定例会の日程
全国の不登校親の会を繋ぎ
学び合う場を作られている「ぽんて」という団体があります。
そこで代表をされている加嶋さん、という方が
不登校親の会の役割や、これまでの不登校の捉えられ方について
講演をされたのですが、
その内容をまとめた資料をいただいて
不登校にかかわる人にとって、とても参考になると思いました。
それで、代表の加嶋さんに
親の会の皆さんやブログなどでシェアしてもいいかと尋ねたところ
「ぜひ広めていってください」とご快諾頂いたので
こちらのブログでもご紹介したいと思います。
かつて
「登校拒否になるのは子どもの問題。親の育て方が原因」
と言われた時代から、
先人たちの地道な活動によって、理解が進んできたことを
改めて感じて、
その流れを私たちも絶やさずに、
理解を広めていきたいな、と思いました。
【以下、加嶋さんがまとめた文章です】
第100回「ぽんて」の報告(加嶋の感想)
「ぽんて」が100回目を迎えることができました。
これも、日頃より支えてくださ っている全国の親の会の皆さんのおかげだと感謝しています。
100回を記念して「親の会の魅力と特徴」のテーマで加嶋が講演をさせていただ きました。
その後、グループで感想や意見の交流→全体会で交流をし、
私にとっては とても学びの深いものとなりました。
加嶋の感想や考えを織り交ぜながら、
「ぽんて」 の報告をさせていただきます。
講演は2部構成にしました。
第1部:
日本の不登校の歴史の中で、親の会が果たしてきた役割について
第2部:
親の会の魅力と特徴 第1部:日本の不登校の歴史の中で、親の会が果たしてきた役割について
「東京 不登校&多様な学びを考える親の会」の代表をしている奥地圭子さんに4 つの質問をして、
それに答えていただく形で学びました。
1980年代になって、日本の登校拒否の数は増加していきます。
文部省(当時) は「登校拒否の手引書」を出しました。
「登校拒否になるのは、子どもの性格に問題が ある。
それは、親の育て方に原因がある。
昼夜逆転などは治療の対象である」という ものです。
奥地さんたちは、1984年に「親の会」を立ち上げました。
みんなで集まって話 をすると、「文部省の手引書」が間違っていることに気づきました。
一人だと専門家の 言うことを受け入れるしかないことも、集団で交流すると真実が見えてくるのです。
特定の性格の子どもではなくて、いろいろな子どもが登校拒否になっているし、親の 子育ても様々です。
「手引書に書いていることはおかしいね」となりました。
親の会には、東京だけでなく全国から集まってきました。
集まった人が、自分が住 む街に「親の会」を作りました。
「燎原の火のごとく」全国に広がっていきました。
また、「登校拒否を考える会」編で本を出版すると、たくさんの人が購入したそうで す。
書名は「学校に行かない子どもたち:登校拒否——新しい生き方の発見」です。
当 時の「登校拒否は、子どもの性格と親の育て方に問題がある」という考え方が強い時 代に、一石を投じる本でした。
その波紋は、全国に広がります。
「親の会」は、自分の内にある「学校信仰」を乗り越えるうえで、大きな役割を果 たしたといいます。
親が元気になり子どもも元気になると、「手引き書」に書いている ことが実態と合わなくなってきます。
1992年に、文部省は「登校拒否はどの子にも起こりうる」という認識の転換を 発表しました。
当時の様子をうかがうと、「よろこびで涙を流しながら電話をかけて きた人がいました」とのこと。
親の会と不登校の子どもたちの現実の姿が、日本の不 登校の歴史を動かしたとも言えそうです。
2016年には「普通教育機会確保法」ができました。
「休養の大切さが言われ、不 登校は問題行動ではない」となりました。
1980年代の「登校拒否をする子どもは、なおさなくてはならない。今のあなた ではダメ」という時代から、40年の歴史を経て「不登校は問題ではない。あなたは あなたであって良いんだよ」の時代へと移りつつあります。
これからの親の会の役割についてですが…。
これまでは、「無理して学校に行かなくても良いよ」という時代でしたが、これから は「学校に行かない選択をした子どもの学習権を保障する時代」に一歩踏み出します。
それは、子どもの意思や興味関心を無視して、学校的勉強をさせる環境や仕組みを整 えることではありません。
「学校に行かなくても良いけど、〇〇をしなさい」では、子 どもをかえって追い詰めかねません。子どもがフリースクールや家で夢中になって取 り組む「多様な学び」について、大人たちが理解し、保障する時代です。
親の会は、 「多様な学び」について深く知り、それが認められるような社会の仕組みに変えてい くことが求められていると思いました。
第2部:
親の会の魅力と特徴 これまで、「ぽんて」で学んできたことや、星の会で実践していることなどをもと に、親の会の魅力と特徴について8つの視点でまとめて、講演をしました。
「特徴」な ので、不登校の支援機関・相談機関にはないことを中心にまとめました。
「ぽんて」で皆さんの考えを聞いているうちに、もう一つ大切な特徴があることに 気づきました。
特徴9として加筆します。
特徴1:
同じ立場の親に会える安心 初めて参加した方が席に座った時に、隣の人が声をかけました。
「何年生ですか」 「中学2年生です」「あら、うちの子どもと同じです。
スマホばっかり見ていて、ち っとも勉強しません」と言うと、初めて参加した方がポロポロ涙をこぼしました。
隣の人が背中をさすりながら、「つらかったね」と声をかけました。
親の会では、同 じ子どもが不登校をしている親と会うだけで安心して、涙をこぼすことがあります。
特徴2:
経験でも共感する深い安心 支援機関・相談機関でも、話したことを否定せずに共感してくれますが、親の会 では、経験を交流しながら共感して、分かりあう安心が得られます。
ある方が「高 校生で不登校。イライラしていて昼夜逆転の生活でゲームばっかりしています」と 話しました。
親の会では、共感だけではなくて、「うちの場合は、夜中にキーボード をたたいたりして大きな音が…。
それが、ものすごく怖くて、耳をふさいでいまし た」と、経験を交流して気持ちを分かりあうのです。
特徴3:
「聴くだけ参加」ができる安心 相談に行った方が、何も話さずに相談員の話を聴くだけなどということはあり得 ません。
しかし、親の会では「聴くだけ参加」もOKです。
不登校は「他人(ひと) の話は自分の話。自分の話はみんなの話」なので、聴くだけで参考になります。
特徴4:
役立つ「知恵」と「情報」の安心 「学校への欠席連絡がつらい時は、登校する時に連絡をすればよい」「こういう ケースはどこに相談に行くとよいか、について相談する」「通信制高校の詳しい情 報」「あそこは結構厳しいみたいよ」などは、親の会ならではの知恵と情報です。
ぶ っちゃけ情報なので、逆にとっても役立ちます。
特徴5:
失敗談から学ぶ安心 不登校の子どもへの対応は、一人ひとりで違います。
ですから、成功体験は時と して「上から目線のアドバイス」「できないことの助言」になることがあります。し かし、失敗談は何よりの参考になります。
なぜなら、失敗には理由があるからです。
「成功はアート、失敗はサイエンス」です。
特徴6:
「不登校あるある」を知る安心 「学校に行かなくても、生活リズムは直した方がよい」という助言をする人がい ます。
その助言は「善意」だとしても、親子に葛藤を引き起こすかもしれません。
しかし、親の会だと、昼夜逆転の生活は「不登校あるある」ということに気づき ます。
昼夜逆転をしていないことを話すと、「エッ、どうして?」と質問されるくら いです。
「不登校あるある」を知ることで、親に折り合いがつきます。
特徴7:
「多様な学び」を理解し受けとめる安心 不登校の子どもが、学校に行かなくて何かに夢中になることがあります。
それは、 「多様な学び」をしているといえます。
ある中学生の子どもがメダカをたくさん飼 うようになりました。
「ひたすら続ける集中力」「経験からひらめく直観力」「失敗し ても『まあ、いいか』と思う楽天性」…など非認知能力が磨かれていると言えます。
それは、社会的に自立する力となりそうです。
「多様な学び」についての理解を深め、交流できる所が親の会です。
特徴8:
「陰性感情」を言葉にして、受けとめてもらえる安心 ある方が「子どもを愛することができません。
私はダメな親です」と涙をこぼし ました。
その話を聴いたときに、肯定もできないけど、否定もできません。
なぜな ら、痛いほどわかるからです。
何も言えずに黙って聴くことしかできません。
何か 声をかけるのは、なんだか違う…。その人のそばで、傘を差しださずに一緒に雨に ぬれることしかできません。
誰かに話して受けとめてもらいながら、子どもへの嫌 悪感を鎮めます。
嫌悪感が鎮まると愛する気持ちが動き始めます。
特徴9:
納得できる自分の答は、自分で考える安心 親の会は同じ立場の集まりです。
不登校の経験が長いからといって、安易にアド バイスをしたりしません。
子ども一人ひとりで違うことを知っているからです。
「解 決してあげよう」という善意でする助言ですが、押し付けになり、説得になり、そ の人を傷つけたりすることは珍しくありません。
話を聴きながら、一緒にゆれながら、時に涙をこぼしながら、時に笑いながら、 その人の正解を一緒に考えるのが親の会です。
誰かから与えられるのではなく、自 分で考えて、「安心して納得できる正解」を見つけます。
このような特徴を持つ親の会について情報提供するように、国はくり返し文書等で 教育委員会に伝えています。(詳細は省略)
・教育機会確保法
・基本指針
・学習指導要領
・令和元年10月25日通知
・COCORO プラン
子どもの居場所を作ったり、相談できるところを作ったりすることは大切です。
し かし、子ども支援の充実だけでは不十分です。
子どものそばにいる親を支援しなくて は、本当の意味で子どもは元気にはなれません。親は、子どもを支える立場にいます が、親自身が支えられる立場でもあります。
子ども支援と親支援は車の両輪であり、両方が進むことが求められます。そのため にも、親の会が行政などと連携していくことが、いま求められています。
【本文ここまで】
読んでみて、いかがですか?
私は、とくに最後の部分
子どものそばにいる親を支援しなくて は、
本当の意味で子どもは元気にはなれません。
親は、子どもを支える立場にいます が、
親自身が支えられる立場でもあります。
子ども支援と親支援は車の両輪
という言葉は
不登校支援の本質を表した言葉ではないか
と強く感じました。
COCOLOプランに明記されたことで
教育委員会でも地域の親の会を紹介する、と言う動きが
全国で広がっています。
親にとって、支援が色々あって選べる状態が
一番いいですからね。
行政も民間も、協力しあって
子どもが元気になることを何より優先できる未来を目指していきたいですね。
資料の画像バージョンは以下からどうぞ↓








