わたしが両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴はわたしのように、
たくさんなうたは知らないよ。
鈴と、小鳥と、それからわたし、みんなちがって、みんないい。
皆さんこんにちは
もしかすると学生の頃に国語とかで学んだかもしれませんが、
上の詩は金子みすゞさんの「わたしと小鳥と鈴と」です
私はこの詩が金子みすゞさんの詩の中で一番お気に入りで、
小学校1年生の時に知りました
その時の担任の先生が、大きな模造紙に「みんなちがって、みんないい」という言葉を書き、
教室の一番見えるところに飾ってくださっていました
今でも毎年その先生には年賀状を送るなど、度々お世話になっています
出会ってきた先生の中で人として素晴らしいと思える方で、
後々校長先生にもなられるなど、今でも尊敬してる方です
詩の最後のフレーズの「みんなちがって、みんないい」という言葉、
この言葉を心がけ、
人間関係で困ったときに思い出すと、考え方を改め治すことができ、
自分も他人も尊重できる言葉だと思っています
あと、自分がポジティブに物事を考えられるのは、この言葉のおかげかもしれない…
だから、この言葉を教えてくれた先生に改めて感謝
今でもモラ夫にされたことは酷いことなんだけど、
みんなちがう考えもって生きているんだから…とも思う。
ただ、モラ夫にもわかってほしいけど、
みんな考えかたが違うんだから、自分が気に入らないからって
相手に対して暴言や無視、怖がらせるようなことはしたらダメだと思うよ
金子みすゞさんの詩は他にもたくさんあって元気がでます
昔本を借りて読んだことがあるんだけど、近いうちに購入しようかなと思っています