あなたの使命

こんにちは
アカシックリーダー　
MASAKOです

「ディズニーランドに行って、
どのアトラクションに乗れば
私は楽しめますか？
また私が体験すべきアトラクションは
どれですか？」

「私はいまお腹が空いていますか？
私は何を食べたらよいですか？」

あなたが誰かにそう聞かれたら、
なんと答えるでしょう？
そもそもそんな不思議な質問、
するわけがないと思いますか？

でも、これと似たようなことは
しばしばあります


使命探しがまたブームのようで、
そんな言葉をあちこちで見かけます
また、
「私の使命（天命）を教えてください！」
と聞かれる事が、増えてきました

（よく似たバージョンで、
『隠れた才能を教えてください！』
というのがありますが、
『隠れた』というとこが、ミソなの
ですよね…これはまた別の回で）


「私の使命（天命）を教えてください！」
と望む方には申し訳ないですが、
使命や天命などは無いのです
あるのは『体験』だけでなのです


なぜ人は使命探しをしてしまうのか？

使命探しをしている人の多くは
「今の自分が満たされていない
だけど使命がわかれば、
自分の進む方向性（使命）がわかる
そして、その方向に行けば、
自分は満たされるはず」
と思っているようです

又、使命を聞く理由としては
自分が何をしたいかわからないまま
人生ここまで来てしまった
自分の選択に自信がないし、
自分で決めたら間違えるかもしれない
（いままでもそうだった）
間違えるのは怖い
これ以上失敗したくない
手っ取り早く、正解を知りたい
これ以上時間を無駄にしたくない
…こんな感じでしょうか

でも人生には、
「正解」も
「間違い」も
「失敗」も
「時間の無駄」も無いのです

実は、そこにあるのは
あなたの「傷ついた心」だけ

だけど、多くの人がそこに蓋をして、
「方向性」の問題にすり替えているの
です


冒頭の質問に違和感を持たれた人は
それを決めるのは、自分じゃないの？
と思われたのでしょうね。
でも、本質的には人生も同じです

何故決められないか？
それは焦りや、不安や怒り、迷いなどの
マイナス感情ばかりが膨らんで、
本来のあなたの心の
幸せを感じるセンサーが
働かなくなっているからです

センサーは、自分の道筋を示す「舵」
でもあります
ならば、まずはそのセンサーを
修理することの方が大事なのでは
ないでしょうか？



先程のディズニーの話でも
確かに攻略本は存在します

こうすれば、効率よく回れる！
と知って行動したとして、
アトラクションを制覇した喜びには
なるでしょう

でもそれは、損得です
損得は、思考です
歓びは、魂です
感じているところが違うのです

思考の喜びを満たしても
心は満足していない
満たされない感が残る

だからもっと他に何か
あるのかも？と思い
「使命」などの言葉に飛びついてしまうのです


「誰かを助けることが、
自分の使命だと思っています」
ご自身で、そう仰る方も多いです

「あなたの使命は人を助けることです」
「人の役に立つことです」
その言葉のほしい人のなんと
多いことか！

でもこれって、単なる承認欲求です

人を助けたいと仰る方の殆どは、
本当は自分が満たされたいのです

でも、それを認めたくないから
代償行為として誰かを助けようと
しているだけ

もしくは
優越感を満たして、存在許可が欲しい
のです

これは翻訳すれば、
「あなたは人より優れていますよ
だから存在していていいですよ
大丈夫ですよ　安心してください！」
となります

自分の存在価値を認識するために
人の役に立ちたい…
自己肯定感がぐらぐら状態です


確かに、
「自分を活かして誰かの資源になりたい！」
という方もたくさんいらっしゃいます。

でも、そんな方達は『使命』なんて
言葉は使いません

自分の中のブレイクした感じを
誰かにも伝えたくて、
それが楽しいから、
やっているだけなのです

もしくは、誰かが笑顔になるのが
嬉しくて面白くて、
ただやっていて、満たされる

「使命」だろうが、何だろうが、
全然関係無いし、どうでもいい

多分誰かに反対されても、自分の道を
進むでしょう


「使命探し」がしたければ、
それもありです
探し続ける人生でも自由です

でも使命探しをするよりも、
どうして私は使命を探したいと
思ったのだろう？
から始めた方が
結局は早いのかもしれません





 
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