ここ最近の話をしたいと思います。

絵を描かなかったことなど、8〜9月の近況などです。

 

色々ありました。本当に色んなことがありました。

 

正直きつかったし、愚痴なので、あんまり良い内容ではないですが。

 

ただここで文にしておくことで、自分の中で心の中を整理したと思い、まとめておくことにしました。読んでねとは言いません。ただの殴り書きです。

 

 

 

 

 

 

1.絵を描くことを休んだ

 

 

 

 

 

 

本格的に描き始めてから1年4ヶ月経ちました。

物事をほぼ毎日継続してここまで続けられたのは、高〜大と7年間部活に所属して練習していたバドミントンくらいなものだった(その割にはド下手で部内マラソンの方が得意でしたが)ので、続けられていることに自信を持つようになっていました。

そして、絵を描くこと自体も、それそのものを楽しめているし、自分の好きなものを楽しく描いていました。

…そう思っていました。

 

 

 

 

8月、さいとうなおき先生主催のイラスト夏合宿をしている最中、自分が1年くらい抱えていた問題とぶつかることになりました。

 

 

 

「自分は趣味でも、楽しんで描いているのか」

 

 

 

僕は僕の欲望のままに描いているつもりだったし、確かに描き始めより上手くはなったと思います。でも、全然満足していなかったんですよね。

 

そこで実感してしまいました。僕は、絵を認められたかったんだということ。

しかもこれは、いいねやRTとかの数とか、そんなものではなく、「認めてほしい人達が実際にいて、反応とか、褒めて欲しかった」ということ。

 

だからもっともっと上手くなるから、もっと見てほしい、そんな気持ちが先行してばかりで、描いても描いても全然満足しないことが続きました。楽しんだ部分もありましたが、そんな気持ちが心のどこかに引っ付いてきていて。

 

 

 

今回の件で最もタチが悪いと感じたのは、不特定多数ではなく、特定の人達の反応だったということです。

それがないと自分の中でどこか上手くなった感じがしなかったり。

自分の絵に反応がなく、特定の人達から他の人が反応されていると、自分には何が足りないんだ、以前より下手になったんか、とか。すごく考えたり嫉妬するようになり。

嫉妬は成長のスパイスだと思いますが、これはスパイスとしては刺激的すぎた。むしろ悩んで悶々とするレベルにまでなってしまった。

その時の僕にとって、絵は楽しいものから、誰かや好きな人に頑張りを認めてもらうもの、に歪んで変化していたのでした。

 

 

 

 

8月末日、この気持ちは本当に危ない、と判断した僕は、悩んだ挙句にそれを信頼できる友達の一人に洗いざらい相談し、これからどうしたらいいか、の話をしました。このクソめんどくさくてしょうもない悩みでも、友達は時間を使って最後まで聞いてくれました。その上で、たくさんアドバイスをしてくれた上で、

 

 

 

 

「もう他人の評価は置いといて、まず自分のために、自分だけの楽しみやエゴのために、自分が楽しめるように描かないか」

といった言葉が返ってきました。頭を殴られたかのような気分でした。

 

 

 

 

一番最初に持っていたお絵描き楽しい!!って気持ちが以前より薄れていて、特定の人たちに反応してほしい!!上手くなったって実感がほしい!!といった、はっきり言って盲目的な下心が強くなっていたことに、友達と話していて、実感しました。

自分で気づいているつもりでしたが、きちんと指摘されるまで、心の奥底から気づくことはできていなかったのです。

 

 

 

今振り返ってもめちゃくちゃなことを相談していたし、話の方向性が「どうやったらその人達に認めてもらえるか」といった方向にズレていたので、僕自身、頭がショートして本当に何も考えられてなかったんだろうと。

色々と見誤っていた自分に対して、話を聞いてくれた上できちんと言ってくれたことに、今でもとても感謝しています。本当に。

 

 

 

 

そんなことがあって出した結論は

「絵を描くのを一旦やめる」でした。ネットも一旦やめちゃおうと思ったけど、それは無理でした(SNS中毒な私)

 

筆を置いて、「この人が見てくれるかな」「こうしたらウケるかな」とかそういうもの、これは大切なことかと思うけど、まずは一切捨てて。

「これ描くの楽しい!」「楽しかった!!」が一番最初に来るような、そんな考えを持って描けるように。

この考えを持ってからは「描きたい」と思えるもの、ときめいたものを中心にメモにまとめて、その中から本当に自分が楽しめそうなものを絞っていくことにしています。(結構増えてきました)

人へのプレゼントでも、同人誌でも。自分が楽しいと思える心を一番にして。

 

 

 

 

正直なところ完璧に気持ちに整理ができたわけじゃないけれども、少しずつ、進めていけたらと思います。

何よりも、人に認めてもらう前に、自分のやっていくことを認めていきたい、そう思います。

 

 

 

 

 

 

2.仕事のこと

 

 

 

1のような出来事があったことに並行して、とんでもないお触れが職場から来ました。このこともあって、絵のことでも余裕を無くして支離滅裂なことを友達に送ってしまうくらい追い込まれてしまったかもしれない。

 

 

 

「9月からリモートで授業できるようにすること」

 

 

 

 

や〜〜〜〜!?いきなり!?!?今まで何にもそんな話しなかったのに!?!?

みんな(教員も生徒も)それまで準備していたこと全て切り替えて準備し直しです。

 

 

 

それに加えて、ここで職場の人もしばらく出勤ができない状況に(例のやつで)。

同じ部署かつ今年は僕がリーダーだったこともあり、そのフォローをお上から全部丸投げされてしまいました。

 

 

 

僕自身他にも抱えていた仕事(担任クラス、自分の分のテスト採点、文化祭の準備、部活、講師の先生方への連絡、自分の授業準備、保護者と面談などなど…)もあったのですが。

出勤できない人の授業やその他業務は同じ部署で出勤できる人でなんとかせねばならんので、その方法をこちらで模索することに。授業開きも2日後に迫っていたので、大急ぎで準備でした。

先輩にお願いして手伝っていただいたおかげで、休みの授業はどうするか、テストの採点をどんな方法でカバーするか、を決めたり計画を組み立てたりすることはできたのですが、結果貴重な土日を潰すことに。(どちらも深夜2時過ぎまで仕事した)

 

 

 

そして月曜、関係部署などにその方法やシフトをまとめた書類を全部一人でまとめて作って渡したら、同じ部署の人には

「こんなことよりもっと文化祭や部活を優先して」

と言われ。

 

 

 

加えて出勤できない人には

「まーさんの作った書類は私の想定していたイメージと違う。今日中に修正してほしい」

と言われ。(その人とテストと確認を何回もしたにも関わらず。言い方もあるしそれ先に言えやお前!)

 

 

 

 

 

全部その日に修正したのち、体力も精神も限界がきてしまってダウン。結局自分の抱えていた仕事も、自分のクラスの面倒を見ることも一切できず、完全にパンクしてしまいました。

今考えるとその人たちの言い方も考え方もアレなのですが、その時の僕は何一つうまくやれていない、周りの人たちがあれだけ頑張っているのに、自分はあれも出来てなきゃこれもできてない、人に迷惑しかかけてない、そんなことしか考えられなくなっていました。

 

 

自分で勝手に人と比較して、自分の首を絞めて、完全に追い込まれてたと思う。

 

 

 

その後先輩が一緒に溢れた仕事を整理してくれて、あとのクソリプ…()は私が引き受けときますよ!と言ってくれたおかげもあり、何とか安定することができました。先輩には以前から頭が全く上がりません。

 

 

 

これは個人的な考えです。

教職は確かに大変っちゃ大変なのですが、それ以上に意外にも個人仕事であるため、自分が抱えている仕事以外は見えてこないものです。僕自身も偉そうなこと言えないけど。

だから、良くも悪くも人の仕事に無関心。

あと、学校で最も大事で、欠けてはいけないのは何か?と言われたら、僕は授業だと思います。部活は…甲子園とか、プロスポーツとか、商業と結びついているものが多くて何よりも部活!!なところもありますが、ぶっちゃけプロ野球界では高校国語とか数学とかを教えませんよね?ただ、これは学校によりけりだし、スポーツや、イラストなどで飯を食いたいと希望する子もいるので、場合にもよりますが(そもそも卒業するためには勉強しなくちゃならない)。

また、授業やテストは成績に直で繋がって、推薦などに影響を及ぼすので、推薦などで進学をキメる子が多い自分の勤めているところではかなり大切だと考えています。選手とか何とかである前に、学生ですから。(僕自身は部活はあって良いものだと思います。ただ優先は授業。)

 

 

 

 

現在、大切な行事を残り半分残して連休を迎えてます。

今週が終わったら半年の仕事にケリがつきます。(それからも大変なことはあるけど…)

休みを意識的に取って今週に挑むわけですが、とりあえず祝日に入ったら、1ヶ月ぶりにサウナをキメるつもりです。1人でも感染したら行事潰れるからね。ここまでよく我慢したよ。だから入ってくる。冬コミの取材も兼ねて。

 

 

 

 

 

 

 

3.1と2を越えて

 

 

 

 

結局、休むことを完全に忘れて仕事したり絵を描いたりでいろんなものを見失い、仕事面でもプライベートでも、悩みや気まずいものも抱えたままで、この9月を過ごしてきました。

これは2019年の秋冬以来でしょうか(2019年秋冬は、これまでの浅い人生でもTOP3を争うレベルの地獄でした)

 

色々書いてきたのですが、自分の自信のなさに加えて、仕事が激務になったことや元々抱えていたものが爆発したことがきっかけで、この1ヶ月生きた心地がしませんでした。

そういった意味ではこの前開催した火古戦場は、無心でアホみたいに走ることができたから、それはそれで純粋に楽しむことができたんだと思う。

 

ただ、この期間を通して、自分が見失っていたもの…自分の趣味を自分のために楽しむこと、大切な友人たち、仕事も趣味も心や体力に余裕あってこそ楽しめること、人と比較して自分に自信を持てない弱い自分がいること、そんな自分でも応援してくれていた人がいたのにそれすら見失って自分のことばかり見ていたことなど…本当に多くのことを思い出すことになりまして。

だからこそ、一旦絵は描かない、と決めたり、休むことの重要性を感じて土日は1日寝たきりになってみたり、とかは、これまでの中でも貴重な経験になりました。

 

 

 

 

1でも書いたのですが、やはり自分の描くものやしてきた仕事も含めて、自分のことをまず自分が認めていくこと、これからはこれを大事にしていくつもりです。

完璧にできるとは思えない(つまりまた同じようなものを見て悶々とする)かもしれないけど、少しずつ、少しずつ、やっていけたらと思います。

 

そんな中でも仲良くしてくれたり、応援してくれたりしたら、これ以上のことはありません。

 

 

凹んだらそのぶん凸っていくと信じて。10月はきっと良い月になるように。

 

 

 

 

 

長文読んでいただきありがとうございました。