職業保育士です。
今朝の読売新聞の一面トップ記事の内容に「義務教育5歳」から検討と
教育再生実行会議で今月末から、導入から60年以上が経った「義務教育6・3・3制」が
見直されるとの事
私自身、幼稚園教諭・保育士歴約30年近く経ちます。
受け持ち年齢5歳児クラスが約3分の2を占めます。
次に4歳児クラス担任、3歳児クラス担任は数年なのですが…。
もし義務教育が見直しされ、5歳児から就学だとすると
就学時に5歳児の文字の読み書きに関する単元も増えるのかな?と
実際、4歳児年中児クラスで文字が読める子どもは多いです。
家庭で教えることがない家庭でも、保育現場で、色々な活動において文字に触れる機会を
子ども達自身が見つけて親しむなどしています。
(保育環境にもよりますが…)
でも、そういう機会があっても、興味関心を示さなくて、年長児の秋以降にあわてて文字を
教えるなどをしたこともありました。
現在、前年ど3歳児年少児クラスからの持ち上がりで、4歳児年中児クラスの担任なのですが、
昨年度から、集まり前などに絵本を一人ずつ、絵本棚から取ってきて、自由に見る機会は作っていました。
毎日繰り返した結果、徐々に文字に興味を持ち始めます。
そうして、文字を象形文字として捉え、同じように真似て書いてみようとするのです。
その過程、文字をうまく書けるようになるには、幼児期の絵画経験での殴り描き時期から
○や線画だけでなく、色々な曲線が描けるようになると、描画表現も豊かになり
図として捉えた文字を真似て書きはじめるのですが
あくまでも関心の入り方から、書き順などはでたらめ
鏡文字(反対文字)の子どもも多いのですが
昔は、「小学校へ入るまでに自分の名前が読めて書ければいいですよ」と
聞きましたが、今は、5歳児年長児クラスでひらがなが読めて書けないと、
就学してからが大変なようです。
小学一年生では指さしで数えている段階ではないらしくて…。
数に関していうと、「5までの数字は年長児クラスで、出来れば黙視でわかるようになってほしい」と
小学校の先生から教えていただいたことがありました。
4歳児クラスでも片手で指を見せると、「2」「4」「5」とか言える子も多いです。
5までの塊は4歳児年中クラスでも十分に把握できるかと
もちろん、数える数はもっともっと多いですが
ただ、昔と比べても乳児期にハイハイを十分にしていないなど、体軸のバランスが
悪い子ども増えているために姿勢を保つことが出来づらい子どもが増えていることも現実です。
添加物まみれの食生活も脳へ栄養を十分におくれていないのでは?と思うのですが
また、幼児でさえゲーム遊びに夢中になる子も
スリル感のあるゲームには集中できるけど、授業には集中しづらい一年生の姿を
参観日などでも、ここ数年よく見かけます。
10年以上前と比べると、支援の必要な子どもも随分と増えています。
義務教育5歳児からは文字や数の習得能力に関しては別に無理ではないと思うのですが、
幼児を取り巻く様々な環境が対応しきれるのかなぁ?と
その辺については、食や乳児期の養育を根本的に見直す必要はあるかと
しっかりした土台作りが出来ての義務教育5歳からの検討ではないかと