◆アムネシア
シン(ハート)@柿原徹也サマ
年齢に不釣り合いなほど冷めた青年。
親しい人間には情が深い一面を見せることも。
シンの右の鎖骨の下のつぶ、アレなんすか?
見たカンジ、ピアスっぽいなと初見思ったですが、
ピアス、あんなとこにつけるの、すげ痛いよね…。
シンの立ち絵を見るたんびに、あのつぶに目がいって仕方なかったす。
設定画とかにはちゃんと説明されてるんだろうか。
(漏れは通常版購入者)
バレスレでさんざん、「2時間サスペンスドラマ」と言われていたシンルート。
確かに、主人公に怪我をさせた真犯人は誰なんだ、という謎解きで
乙女ゲームとは言い難い緊迫感ですた。
一応、戦隊モノで言うところの、レッド、の位置ですよねシン。
ピンク的なヒロインと、同じメンバーも一目置くような、
ちょこっとこそばゆい関係(しかしあくまでも仕事優先)である、
他とは一線を画す立ち位置ですよね、レッド。
しかし、糖度の低さはおそらく一番かと思われ…。
キャラ設定としては、一番萌えるはずの幼なじみ。
生まれたときからの関係が壊れる危険性を乗り越え、ごり押しでつきあうことに。
それゆえ、「家族としてしか見たことがなかった」という主人公に
自分を男として意識させたいがために、隙さえあればキスを迫るという
なんとも子供な行動に出てます。
シンルートを始めてからすぐに思ったのが
「こンのウソつき野郎!」
でした。
主人公は記憶を失っており、一人暮らしで家族とも離れているので
誰を頼っていいかわからない状態。
いくら、いつもと様子が違うからカマをかけるためとはいえ、
最初っから怒濤のウソつき。
「今のウソだから」
って言葉を吐くたびに、イラッとしますた。
(-""-;)
怪我が治りきってないのに退院する主人公に
「甘やかすのはよくないから」
と言う理由で、外に連れ出すこともしばしば。
シンの愛は、飴ではなく鞭。
わからなくもないんだけど、
体がつらいときに連れ回されるとすごくつらい、んだよ、ほんと。
そこで、シンよりずっと優しいトーマが登場。
無理すんなよーの一言に癒されるお。
☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆
トーマの愛は、飴。
漏れが主人公の立場なら、優しいトーマを選びそう。
健康なときならいざしらず、弱ってるときに鞭打たれまくるとそれはもう拷問かと。
だけども、ここはシンルートだから。
グッドエンドを迎えるためには、当然、トーマを好きになるわけにはいかむ。
エンディングへの流れは、初見、シンのやったことは間違ってると思いました。
寝た子を起こすというか、余計なことしやがって、と。
なので、もう一度、じっくり考えながらエンディングを迎え、
あぁ、シンは清濁併せ呑むができないとの○○の言葉のとおり、
良く言えば正義感に溢れた、悪く言えば融通の利かないヤツなんだなぁと。
さて、シンルートが糖度不足と言われる所以を検証するに、
シナリオの内容は当然ですが、
ナカノヒトの演技、役作りに問題があるのかなーと。
ご本人もコメントされてますが、今までにない、クールな役どころ、ですたから。
なぜ、このキャスティングにしたし。
(ノ´▽`)ノ ⌒(呪)
いや、仕事の幅が広がるのは大変良いことだと思いますよ。
熱血ヒーローキャラが定番(時にはワンコ風味も)となり
ともすれば、似たような演技ばかり繰り返すよりは
ご本人的にはチャレンジにもなったでしょうからね。
だけどなー。
父親が殺人犯(過失致死)という、幼少よりのトラウマに支配された
ひねくれ&人を寄せ付けない性格、
彼には似合わない気がします。
クール、っていうと、どうしても感情を抑えた演技を要求される。
抑えた上で葛藤とか愛情を表現するのってすごく難しいよな。
Dからおっけぇ出たんだろうから仕方ないですけど、
もっと違う人だったら、シンにも萌えられたかもしれん。
彼くらいの若手の人に詳しくないんで
「だったらおまえなら誰をキャスティングするんだよ!?」
という問いには答えられませんごめん。
あー、漏れ的イメージだったら、まもたん、とかかな。
ゼロ風味で。
違う? なんか違うかな~。
脳内再生、すんなりできるんだが。まもたん声で。
※ご注意
漏れは特別、カッキーにもまもたんにも
禿散らかしてるとかじゃないので、
平等な判断、のつもりです。
だけど、主人公が大好きで、
今まで築いてきた幼なじみという不動の位置を捨てることになるかもしれない、
勇気ある決断をしたこととか、
真犯人が誰であるかを予想し、その予想が的中したときのやるせなさ、
そう言ったものが、漏れには伝わりませんでした。
糖度不足と言っても、シンルートシナリオ、嫌いじゃなかったんだぜ。
単純に、真犯人は誰だろう、もしかして、ウソ、そんなの信じたくない!
と主人公と一緒にドキドキしましたし、
乙女ゲームだと思わなければ、うん、
幼なじみっていいことばっかじゃねぇな
と考えさせられた。
漏れにははっきり言い切れるほどの、「幼なじみの男の子」ってのが思いつかないんだけど、
(幼少の頃近所にいた同年代の男の子たちは、割と早い時期にいなくなったりした)
主人公、シン、トーマみたいな三人組の幼なじみ関係
ホントにいたら教えて欲しいなー。
定番お約束韓国ドラマみたいに、
二人の男が一人の女を取り合う、とかって実際あんのかな。
一対一の幼なじみなら問題ないよ。
だけど、幼なじみが複数いて、恋愛感情が一人に集中するっての、
絶対領域の幼なじみっていう関係を壊してしまうに決まってる。
どっちか一人を選ぶなんて、恐ろしくてできねぇ。
あ、タッチ、とかもそうか。
片方死んじゃうってのは、いいのか悪いのか。
生きてても死んでても、気兼ねするに決まってる。
萌えシチュエーションの幼なじみだけど
単純に
☆.。.:*(萌´Д`萌).。.:*☆
としてばかりもいられねんだなーと、心底思いますた。
あと、シンのごり押しは、若さゆえ、といえども必死だなと。
男として見てもらうために時と場所を選ばずにする不意打ちキスと
その先を迫るような言動。
つきあってれば自然のなりゆきといえるけど、あきらかに主人公との温度差がありすぎ。
本人も言ってっけど、
おまいが落ち着いていれば、あんな事故は起きなかったんだぞ、と。
20年? の友人関係が、いきなり男女の関係にはならんだろ。
幼なじみの枠を超えたんだったら、もう少し時間かけても良かっただろうに。
主人公と同じバンドに入りたくてコソ練してたベースwとか
キスはしてくるくせに、手をつなぐのは恥ずかしいとか
礼儀正しく大人な態度とは裏腹に、やってることは子供っぽいなーってw。
シンルートでは、真犯人のアノヒトに少なからず同情しますた。
うーん、ヘタレっちゃヘタレに違ぇねぇ。
だけど、誰も彼もが、シンみたいに捨て身にはなれないし、
逆にアノヒト的な逃げ道を用意した攻撃とかって
人として、ごくフツウの防御策だろうと。
主人公を好きであればあるほど、
ダメで元々、なんて強気な行動には出られないと思うんだ。
なので、強引&強気なシンより
真犯人のヘタレなアノヒトの気持ちの方がしっくり理解できたりして。
不幸な事故だったんだけど、
あの時あの場所であんな反応されたら
致し方なかったんじゃないかなーと思いました。
シンとトーマが対立するきっかけとなった出来事ですが、
あそこでシンを選んだ主人公も、ある意味、強い子なんだなと。
建前では、シンを選んだ方がかっこいいし、正しいのかもしれない。
だけど、心が強くない人だったら
あんな感じで突き放されたら、落ち込んでしまうと思うし
一緒にいられない、鞭ばっかりだとつらい。
少なくとも、強い子じゃない漏れは
あのシンの言葉はトラウマレベル。
言い方とか口調とかにもよるけど、
なんつか、シンと主人公、そろって漏れとは人種違うなーと。
憧れるけど
やっぱ、人間的に「難」があるトーマ寄りみたいだ。
シン・トーマ・主人公の幼なじみ関係の終着は
やはり、なるべくしてああなった、と思えるシンルート。
トーマ寄りの漏れは
「いいよもう、俺とは根本が違うんだろ?」
とトーマ側に立って、冷ややかに二人を見てしまう。
できれば引っ越しとかして、
二人のことは記憶から消してしまいたい。
そうじゃないとツラすぎる。
二人のこと大好きだったから、
この状況、自分だけ人種違うと思い知らされる状況キツいわ。
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