↑こないだのいちご。幼稚園であったお誕生日会ですきなものは?ときかれて「キウイ」答えてた。


お客がくるというのに冷蔵庫がすっからかんだった。

昨日だってとりこがくるから買出し行かな!と思ってたのに、あるものでどうにかしてしまったが、今日はもはやそんな芸当すら期待できない状態。

葉子に教わったスーパーにはじめて行ってみたが、そこがもうなにもかもがわたし好みのお店で、心の中で狂喜乱舞する。野菜と牛乳だけ~と思ってたのに、みそだの缶詰まで買い込み、ザックをぱんぱんにして帰宅。

あの照明のうすぐらさが、建物のさびれぐあいをますます際立たせる。吹抜けの天井には銀色の断熱材がむき出しで、商品価格はわたしがこの町に越してから味わったためしがないほどの充実ぶり。

お客さんも多かったけども、皆さん一様にひっそりしたかんじで、わたしが売り子で入るような大型店などでの喧騒とはかけはなれていた。あれだけ安かったらもっと活気があってもよさそうだが。

でもあの空気がいいんだ、きっと。わたしはじめて行ったのになつかしかったもん。


死んだひいばあちゃん(ぴーちゃんと呼んでいた)と子どものころ買物してた店みたいだった。アポロとか、ジューCとか、エンゼルパイ買ってもらったとこにそっくりだ。

今日はみりと、ひーちゃんが遊びに来る。予定がちょっとずれてぽっかり時間があいたので、この興奮をまずはご報告。

と思ったら、もういらっしゃったわ。これからごはん。おやつもある。

うららかに春がちかづき、窓辺のカポックもつややかに葉を広げはじめてる。

もりうみけいじばん