↑ようこそ、新居へ。カレーをくったあとひたすら爆睡する女、葉子。
自分のうちのふとんで寝るのはひさしぶりだった。昨夜の眠りが深深としてて、今朝は寝坊した。というのも1月に入ってからは、ほとんどこたつで朝を迎えていたので。
おかげで肉づきよくなりました。風邪ひいいたのは、あのくそ寒い風呂のせいだけど、こたつ寝はむくむね。10月ころのふくよかさに逆戻り。こんなんではいけませんね、25歳の独身女。
洗濯機が回り終えたころ、とりこ到着。入り口をみつけられずに迷って電話をよこす。手みやげはいちご大福なり。
洗濯物を干し、台所用品をダンボールから発掘しながらごはんをつくった。とりはこたつでまんが読みに励む。
午後に入ってから、葉子登場。こたつに誘導する。
ふたりのこたつ族に留守番を頼んで、厚揚げときのこを買いにゆく。引っ越しで大枚を使い果たし、小銭しか手持ちがないので銀行へ行き、近所を探険しながらお店を発見。
その小型スーパーには、わたしの心の栄養「俺の塩」も「堅あげポテト」も安く置いてあり、今後の安心材料を得て心の底から安心する。
近所のケーキやで栗のロールケーキをみっつ買って、我が家へ帰る。
新居初のもりみめし。
「厚揚げとあさりのカレー」…いも、玉ねぎ、ピーマン、しめじ入り。麦ごはんで。
「4色こんにゃくの含め煮」…ひと袋100円。白・黒・緑・赤色。みりん・酒・めんつゆで。
「もやしとわかめのツナサラダ」…生協のドレッシングで。
カレーのあさりは、直前までかたつむりのようにその身体をのばした状態のまま、窓辺で日光浴をさせていたので、砂もしっかり吐ききっててうまかった。
ごはんをたべて、「沙羅双樹」をみる。
とりこの買ってきてくれたいちご大福が、うんとうまくてよろこぶ。いちごの香りがぷわーんとただよった。
葉子は上映中のほとんどを夢の国へと旅立っていたらしく、河瀬監督本人が演じるお母さん役が妊婦であることに、物語の中盤くらいになってようやく気づいたらしい。
とりこが帰るときも目覚めぬその眠りっぷりのよさに、ふたりで感心する。
そんな葉子がぐうすか寝てるむこうに立てかけてあるのは、うちのおとんが高校生の頃描いた絵だ。わたしのすきな色がみんな入ってる。山吹、空、緑、藍。
自分の娘の家にこうして飾られるなんて、絵筆をにぎってた当時のおとんは考えもしなかったろう。
こたつに入った状態でそのひ帳を更新したかったので、コンポはとなりの部屋に置いた。夜は遠くから聞こえる電車や新幹線の音が、音楽のかわり。いまに、通り過ぎる音で現時刻を理解できるようになりたい。
わたしのちいさな野望。
杜海掲示板(ふらりさらさら語りましょう)
自分のうちのふとんで寝るのはひさしぶりだった。昨夜の眠りが深深としてて、今朝は寝坊した。というのも1月に入ってからは、ほとんどこたつで朝を迎えていたので。
おかげで肉づきよくなりました。風邪ひいいたのは、あのくそ寒い風呂のせいだけど、こたつ寝はむくむね。10月ころのふくよかさに逆戻り。こんなんではいけませんね、25歳の独身女。
洗濯機が回り終えたころ、とりこ到着。入り口をみつけられずに迷って電話をよこす。手みやげはいちご大福なり。
洗濯物を干し、台所用品をダンボールから発掘しながらごはんをつくった。とりはこたつでまんが読みに励む。
午後に入ってから、葉子登場。こたつに誘導する。
ふたりのこたつ族に留守番を頼んで、厚揚げときのこを買いにゆく。引っ越しで大枚を使い果たし、小銭しか手持ちがないので銀行へ行き、近所を探険しながらお店を発見。
その小型スーパーには、わたしの心の栄養「俺の塩」も「堅あげポテト」も安く置いてあり、今後の安心材料を得て心の底から安心する。
近所のケーキやで栗のロールケーキをみっつ買って、我が家へ帰る。
新居初のもりみめし。
「厚揚げとあさりのカレー」…いも、玉ねぎ、ピーマン、しめじ入り。麦ごはんで。
「4色こんにゃくの含め煮」…ひと袋100円。白・黒・緑・赤色。みりん・酒・めんつゆで。
「もやしとわかめのツナサラダ」…生協のドレッシングで。
カレーのあさりは、直前までかたつむりのようにその身体をのばした状態のまま、窓辺で日光浴をさせていたので、砂もしっかり吐ききっててうまかった。
ごはんをたべて、「沙羅双樹」をみる。
とりこの買ってきてくれたいちご大福が、うんとうまくてよろこぶ。いちごの香りがぷわーんとただよった。
葉子は上映中のほとんどを夢の国へと旅立っていたらしく、河瀬監督本人が演じるお母さん役が妊婦であることに、物語の中盤くらいになってようやく気づいたらしい。
とりこが帰るときも目覚めぬその眠りっぷりのよさに、ふたりで感心する。
そんな葉子がぐうすか寝てるむこうに立てかけてあるのは、うちのおとんが高校生の頃描いた絵だ。わたしのすきな色がみんな入ってる。山吹、空、緑、藍。
自分の娘の家にこうして飾られるなんて、絵筆をにぎってた当時のおとんは考えもしなかったろう。
こたつに入った状態でそのひ帳を更新したかったので、コンポはとなりの部屋に置いた。夜は遠くから聞こえる電車や新幹線の音が、音楽のかわり。いまに、通り過ぎる音で現時刻を理解できるようになりたい。
わたしのちいさな野望。
杜海掲示板(ふらりさらさら語りましょう)