6月18日午後3時45分

父が旅立ちました。

約6年の闘病生活でした。

一週間前にお尻から大量の出血がありそれからは瞬く間に体調が悪くなって行きました。

前日まで右足の付け根あたりをかなり痛がっていました。それが出血と関係があるのかは教えもらえませんでした。

15日の夜には意識レベルが下がり一晩中、声をかけたりマッサージをしているとなんとか意識レベルは少し戻りました。

ですがしゃっくりがなかなか止まりませんでした。

先生が言うには肝不全のせいで注射を打てば止まるらしいのですがそうすれば呼吸も止まるらしので可哀想ですがなにもしてあげられませんでした。

それからは再び意識レベルが下がり最後の方は呼び掛けてもまったく反応もなく体全体で息をしているような状態になり18日午後3時45分旅立ちました。

旅立ちが近付いた時、父が涙を流しました。

旅立ちの瞬間の顔が忘れられません。


父は本当に優しい人でした兎に角自分より回りの人の事を気にかける人でした。

そんな父が何故、こんなに苦しい思いをしなければいけなったのでしょうか。

父があまりにも可哀想でしかたがありません。


父には苦労ばかりかけてきました。

そのお詫びと言うわけではありませんが最後に送った浴衣は気に入ってもらえたでしょうか。

どうか来世では幸せになって下さい。


父、いえ、お父さん今まで本当にありがとうございました。

そしてお疲れさまでした。

無事に天国へ。