いまから七、八年前、夫婦で病院を経営している外科医の方が、このようなことを言いました。
「患者さんが来て、その患者さんを見ていたら、その家族が解るようになった。
不平、不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言っている患者は、その家族も病気を抱えている例が多く、家族全員に疾患がある。
友達として付き合っている家族で、ひとりも病人がいない家族は、家族全員誰も具合が悪いところがない。
家族の中にひとり病気の人がいると、その家族じゅうすべて体が悪いということに気がついた」
家の中で不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句、罵詈雑言、言い争いをしている家族は、全員の具合が悪いということです。
それはなぜかというと、いつも闘っているからです。
五戒を言えば言うほど、生きているのが悲しい、辛い、嫌だと言っているようなものです。
愚痴や泣き言を言って、スッキリしているつもりかもしれませんが、それを聞いている体は「そんなに生きているのが嫌だったら、早く死んでしまいましょう」と反応していきます。
みんながニコニコとしていて、口から出てくる言葉は、嬉しい、楽しい、幸せ、愛している、大好き、ありがとう、ついてる とお互いに言い合っている家族というのは、病気をしにくいようです。
常に喜び、幸せ、感謝の見方をして、肯定的な見方をしている人は、「生きているのがそんなに楽しいのなら、もっと長生きしちゃいましょう」と体が反応していきます。
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「笑顔で光って輝いて」小林正観 著 実業之日本社
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愚痴や不平不満や人の悪口など、あまりよくないのは知っていましたが、ここまで具体的に悪いと知ると、気をつけた方が良さそうですね。
人に言っているようで、一番近くで聞いているのは他でもない「自分」ですからね♪
逆に言えば、たくさん人を褒めたり感謝している人、口に出して言っている人は、
他でもない、自分自身が一番聞いている人になりますから、「そんなに楽しいのなら、もっと長生きしちゃいましょう」となるのでしょうね♪
よく人を褒めたり、ありがとうをたくさん言っている人って、やっぱり幸せそうな良い表情をしていて、いつもニコニコしてますもんね(*^_^*)
良い言葉、たくさん使っていきます♪♪
※魂が震える話より
大変お勉強になりました。