How many colors do you see in the rainbow?

そろそろ手帳を買い替える季節ですね。

来年の手帳の表紙は何色にしようか、考えるのも楽しいですね飛び出すハート

 

私の場合、2019ライトブルー2020臙脂色、2021ベージュ、2022水色、そして2023は黒にしてみます!

黒は全ての色を含むともいいますからね!

カラスはお互いの姿が虹色に見えているという説さえありますスター

 

生徒さんの机を見ても、縦置きできるペンケースに“ずらり”と各色マーカー立てていたりする人見ると、親近感がわいてきます。話しながら、△△君の赤ペンいただきました!などと、教壇でガッツポーズすることもあります飛び出すハート

 

新しい手帳には、最初は赤と黒のボールペン2色遣いで書き始めます。

 

2020年の手帳を例に振り返ってみると、第2週からは緑・ピンク・青が加わって5色になっています( ´∀` )

授業の予定は緑サインペンでアンダーライン、人とつながる大事なポイントにピンクのマーカー、手続き関係を青のボールペンで書き込み、のように読み取れます。

無意識に持ち替えるので説明は後付けです。スター

 

並走するプロジェクトが佳境を迎える10月には黄色と水色のマーカーが登場し7色。赤・黒・緑のサインペンと赤鉛筆が加わり7色11種の書き込みになります.

赤・黒・緑はボールペンの書き込みの特に大事な点が同色のサインペンで上書き・囲み強調されます。

無事に終わったタスクには、右肩に赤鉛筆でチェック。

人とつながるピンクに加えて、

黄色のマーカーは緊急性、

水色のマーカーは作業系必須事項。

さらには付箋も登場。11月への渡りには別の紙に書かれたTo doリストがベタ張り。

 

11月は赤黒緑ペンとピンク水色黄のマーカーの6色に戻っています。超繁忙期は過ぎたみたい。12月にはオレンジのマーカーが登場し、来年へのつながりを作りそうな新しい要素の点をつなごうとしているようです。スター

 

何がいいたいかというと、人が世界を理解しようとするとき、色は大事な要素だな、と思います。

 

虹は七色飛び出すハート

 

は当たり前に思えるけれど、世界には、あのスペクトラム(色の連続)を6つの言葉で表現する文化もあるし、たった2つの言葉でとらえる文化もあるそうです。

 

その人たちには2つの色しか見えていないのかというと、たぶんそうではなくて、むしろ限りなく細かなところまで見えていて、でも言葉にする時には、「暖かい色」「冷たい色」とか「赤っぽい色」「青っぽい色」などと、ざっくりと表現することを選んでいて、そのほうが便利なのかもしれません。

 

言葉は世界を区切る道具ですスター

 

外国語を学ぶと世界の区切り方の別の流儀に出会いますスター

 

そして、もう一度、日本語を振り返った時に、なんとゆたかな色の言葉の世界があるかを示し、感性の扉を開いてくれるのが『四季彩 言の葉 百色図鑑』(2022)未来パブリッシング、北山建穂さんの力作です。

 

『百色図鑑』の表紙もなっている「虹色」は、「紅花染を施した薄い絹地の色を指す。七色の光を連想する人も多いと思うが、角度によって光沢がさまざまに変化して見えたことがその名の由来とされる。」と紹介されています。うつろいゆく光をとらえた言葉なのですね。

 

冒頭の手帳の色も、『百色図鑑』を使えば、天藍、臙脂、生壁色、朧花色、など、心象風景につながってくるから不思議です。

 

墨色を選んだ来年、わたしは、もっとしっかりと、自分の思いを記していきたいと思っているみたいです飛び出すハート

 

今日は久しぶりにピアノのリサイタルに出かけます。虹色の音を楽しみにしていますスター

 

★以上、「ふみサロ」課題文🔰でした★