エーリッヒ・フロム『愛するということ』より


自分の役に立たない者を愛するときに
はじめて、愛は開花する。



2018.12.20



この言葉に全てが含まれると言ってもいいかな。



稼いで来て欲しいから相手に尽くす...
支えて欲しいから支える...
わかってほしいから、わかってあげる...




愛してほしいから、愛する

愛して欲しいだから愛する




???


欲しい欲しい欲しいだから愛する


...


愛したんだから愛してよ
ちょうだいちょうだいちょうだい


深いところに眠る自分の本当の気持ちに気づかない人が多い。

一瞬気づいてもすぐに気づかないふりをしている。




稼いで来て欲しいから相手に尽くす...
(役に立つから投資する)

支えて欲しいから支える...
(見返りのためにやる)

わかってほしいから、わかってあげる...
(私を受け入れてほしいから、だから私はあなたのこと許容してあげてるんですよという強要)

子供は私のプライドを満たしてくれる存在だから教育し大事にする



そんな本音に気づいていますか?

わかった上でそれをやるのは全然かまわない。

なぜなら善悪は人間の頭の中にだけ存在しているのだから。この世には善も悪も本当はないのだから。
ひとつの"行為"を人間が成敗することなどできないのだからね。

問題なのは、本当は打算なのに「これが愛だ」「これが正義だ」と信じてやまない人々だ。
そんな人々は自分の(過剰な)権利や正義、常識という剣を振りかざし、振り回す。

なぜそうやって攻撃するのか?

なぜなら、深ーいところで「自分は何か間違っているかもしれない」そんな想いがあるからこそ自信がなくて攻撃する。

自信がある者は、(もしくはトラウマがない者は)他人が何をしていようとも俯瞰できるのだ。

本当の愛は?
本当の正義は?

そんな問いかけを
1度でもしてみたことがあるだろうか


未熟な愛は言う、「愛してるよ、君が必要だから」と。成熟した愛は言う、「君が必要だよ、愛してるから」と。


本当の愛が花開くとき

何も求めはしない

相手に

生きていてくれてありがとうと言えること

愛させてくれてありがとう

受け取ってくれてありがとう

そう思える人のそばで生きていけたら

何ももらえなくても、それでも幸せ



もう誰かから愛をもらおうと

愛されようと必死になる必要はないんだよ

一番最初の愛はいつも自分の中から。

自分の中から愛を見つけられたら

そこで初めて世界から愛される





赤文字は引用
エーリッヒフロム•紀伊国屋書店/愛するということ