こんばんは

透析終わり帰宅しました

今夜新しい患者さんが私の足の向こう岸ベッドに入りました
男性で私よりは気持ちお若いかな?透析は初めてという風ではなく、今まで別の場所で透析を受けられていた様子に見えました

穿刺が終わり回路が回り出した途端、短パンで足を上げ自転車漕ぎ運動を始めました
私の通う透析室では、ご高齢患者さんが多いというのもあり、運動してる人は見たことありませんでした
でもブログを読んでいると、透析中の運動を推奨してる病院もあると知っていたので
あーあの方はいつも透析中に運動しているんだなぁと思っていました

しばらくすると新患さんの隣のおじちゃんが技師くんを呼び止め
「ねぇ!あれ何?なんかバタバタ鬱陶しくて!落ち着かないよ!」と少し大きな声で訴えました
おじちゃんはいつもとても温和なので、キツイ口調の訴えに驚いたよ
隣の新患さんにもまる聞こえなんだもん

技師くんはどのようにこの場を収めるのか?
とても心配になりました
針を刺した後ではベッド移動も無理でしょ
大ゲンカになったらどーしよ?

私は幼い頃から家の中で始終揉め事があり、揉め事を聞くだけで心が震えて嫌な気持ちになってしまうんですよ
男性の怒鳴り声とかケンカとか本当に嫌だ

技師くんは新患さんに
「いつも運動をなさってるんですか?」とやんわり尋ねましたが
新患さんは「ああ」と答えやめる様子はなさそうです

次に技師くんはおじちゃんに
「隣の患者さんは運動をなさっています」というような説明をして

両人の了解を得てから2人のベッドをパーテーションで仕切りました
あぁ、その手があったか!グッジョブ!

おじちゃんはそれで納得したのかわからないけどそれ以上は口をつぐみ、私もホッとしました
新患さんはパーテーションの横で相変わらず運動を続けました

いろんな患者さんがいる透析室では、みんなの意見を聞いてリクエストに応えるスタッフさんは本当に気苦労も多いと思います

新患さんは臨時なのか?これからずっと来るのか?わかりませんけど
色々大変だなぁ

スタッフさんに気苦労かけたくないなと思ったのでした