新横から急いで中目黒に向かい用事を済ませた後、また地元に帰ってきました。
ミニストップでソフトクリームを買ってパクパク食べながら、ふと小学生の頃に作った秘密基地への細道が目に入った。このところ、意識して地元を歩くということがなくなっていたので、探険がてら、気紛れに行ってみることにした。 町並みは随分変わってしまっていて、緑が極端に減っていた。2,3度往復してやっと確認した秘密基地の場所は、コンクリートに埋め立てられて立ち入り禁止になっていた。
当時、学校で習ったばかりの金ヅチと釘を使って板を張って町内会のオバサンに見つかり、散々怒られて追い出されたんだよね。次に移動した荒れ地で、黒いボーリングのボールを見つけたりしたことも思い出した。 「元」秘密基地の真上には、コンクリートの道がずっしりとふんぞり返り、空から太陽の光を遮っていた。嫌みのように立派な柵で囲われた回りには、これまた嫌みのように付けられた「立入禁止」のたいそうな文字を入れた看板がずらりと並んでいた。自転車から自動車に切り替わった今、便利でありがたい道ではあるけれど、もう秘密基地に夢を見ることも、あのとき見た緑と太陽を見ることもできなくなったんだな、と思うと悲しくなった。
世界は、思ったより狭いのかもしれない。
