専門学校の生徒に、Kくんという男子が
います。
この生徒は、毎回決まって15分遅刻して
教室に入ってきます。![]()
理由は分かりませんが、これが彼の
ルーティンなのだろうということで、特に
注意したり叱ったりはしていません。
低血圧で午前中は授業に出られない子。
イヤホンで音楽を聴きながらでないと
作詞ができない子。
講義中は居眠りしてても、課題だけは
ちゃんとやる子。などなど。![]()
いろんな子がいます。
甘えではなく、それが彼らひとりひとりの
個性とペースなので、矯正してしまうと
やる気を失わせてしまったりします。![]()
一見、わがままな子たちに見えますが、
教室に椅子を運んでくれたり、
重いラジカセを「先生、持つよ」とひょいと
持ってくれたり、みんな心根の優しい子
たちばかりです。![]()
私としてはどんなやり方であれ、結果、
作詞が好きになって上達してくれれば
それでいいので、基本すべて自由。
宿題も絶対やりなさいとは言いません。
ところが面白いもので、「無理して課題
やらなくてもいいよ」とこちらが言うと、
なぜか自発的にやる子が増えるのです。
「怒らない」
「追いつめない」
「押し付けない」
この3O(オー)。
そして、
「見つける」(良いところを見つける)
「待つ」 (出来るまで待つ)
「認める」 (個性・意見を認める)
この3Mが現在の教育には必要だと
現場で感じています。
生徒を力でねじ伏せる強育や恐育ではなく、
「共育」「協育」の姿勢が指導者には
求められている時代だと思います。![]()
