日テレ深夜のドキュメント。

昨日は病気のため顔が変形している河除さん。

私の父も火傷で顔に大きな傷をおっている。子供の頃、セルロイドおもちゃが囲炉裏の火に引火して身体中に火の粉を浴びたから、顔にセルロイドの色がついている。
だから、他人事ではない。

河除さんは明るい。今まで想像を絶する苦難の道を歩まれてきたことだろうけど、明るい。

前向きに生きておられるのには、理由がある。
河除さんを救ってきた何人かの人々の言葉、行動、周囲の正しい理解。河除さんの持って生まれた心根。

私は物心ついた時から、父の顔には慣れ親しんできたため、火傷の顔が気になったことはない。
家族だから顔の奥にある父と向き合ってきたのだと思う。
家族でなくても、そういう付き合いができるといい。
河除さんみたいに生活していくのは、なかなか困難だろうと思う。
社会や自分自身の持つ差別意識とか、変わっていってほしいな。