ファンでもないのに、気持ちが沈んで色々考えてしまう。
SMAPだからなんだろうなあ。
嵐ではこういうことにはならない。

熱中症になりかけながら、

キムタクはどこを
間違えたのか。
ということを考えておりました。
結局のところ、彼はSMAPとは何か、
その「実」が理解できていなかった。
そして、SMAPの力を信じる事ができなかった。
何より強大な影響力のある事務所を離れて
自分の個人活動のフォローが弱まるのを回避したかった。

でも、他のメンバーはSMAPを愛して、信じていた。
だから、グルーブとして独立することを選んだ。
活動が小さくなっても、誇りとグルーブを選んだ。

しかし、プロデューサーでもある
もう1人のSMAPが事務所を去らざるを得ず、
他のメンバーの心を理解できなかった者が
声高にグルーブの存続を言い続ける違和感。

もう、そこにはSMAPはいない。
それは自分たちの愛したSMAPじゃない。
気づかない1人を置いて他のメンバーは
SMAPの「実」を選んだからこそ、グループを閉じた。

結果論になるが、キムタクが望んだ
「SMAPでも、個でも生き残る道」も
実は独立の方にあったのではないか。

一時的に活動が小さくなっても
グループが存続すれば、世論の助けもあって
SMAPは支持されつづけたのではないか。

そうすれば個だって、長い目で見れば
生き残ることができたのではないか。
そうか、SMAPの力だけじゃなく、
自分の力も信じられなかったんだな。

ヒールとなったキムタクが、
それ以前から少しずつ落ちていた人気を維持し直して
第一線の活動を続けられるとは思わない。

もともと人望もなく、そんな人間が
メリーもジュリーもいない未来で
「幹部」になんかなれると、実は誰も思っていない。




「欲」を選んで

「欲」に見放された

 それがキムタク



あー、もう。
本当にタイムリープできるなら
ユー、過去に戻って独立しなよ。




↓この頃はキムタクのこと、別に嫌いじゃなかった
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