白いカラス | 真夜中の伝道(死にたくなったら読むブログ)

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昼の喧騒から離れ、夜に読んでほしいです。孤独な魂に、必ず聖書の言葉が届くと信じています。

ある時一人のおじさんが


寂しそうな少女にこんなことを言ったそうな。


「なあ、○○ちゃん、お前さんがとっても大事に思っているお友達がな、この青い空を眺めながらな、


『あ、○○ちゃん、あそこに白いカラスが飛んでいる』って言ったら、お前さんはなんて答えるぞなもし」と。


その少女はとても素直な子供でしたから、


「だって、おじさん、カラスって、あの黒いカラスのことでしょう?それは間違っているから、


私はそのお友達にこう言うわ。『あれは黒いカラスでしょう。白ではないわよ』って」


そのおじさんはその少女の話を聞きながら、


「うん。そうか。でも、それはそうじゃな。」と、静かに頷いたそうな。




さて、それから幾日かたった日のことだったそうです。


そのおじさんはその少女にこんなことを言ったそうな。


「なあ、○○ちゃん、お前さんが見ているところと、また、おじさんが見ているところ場所が違う。


それはそうじゃな。だから、もしかしたら、お前さんの場所から見えている色と他の場所から見えている色


は違うかもしれんな。お前さんには黒に見えたとしても、ある人は白に見えるかもしれん。


まずはお前さんが白い色に見えている人の位置までおりてきて、そのお友達に


『そうね。○○ちゃんあそこに白いカラスが飛んでいるね』って、言えたとき、お前さんは本当の幸せをつ


かむんじゃな」


その少女はその話を聞いて、「何だくだらない」と思ったそうな。


そして、「ああ、しかし、なるほどね。相手に


あわせて『ハイハイ』と言っていれば、変ないざこざにも巻き込まれないし、世渡りがうまくいくのかな」と


考えたそうな。


しかし、その少女はもう73歳。






あのおじさんの言った意味が今になってよくわかるそうです。


それは白いカラスは本当にいると言うこと。そのおじさんは何も世渡りのことを言ったのではないということ。

相手を思うとはそういうこと。








そんな話に耳を傾けながら、お金をもらえる生活支援員は本当に楽しいですね。


あっ、給料はめちゃ、安いですけどね。


次はケアマネにチャレンジだ。試験勉強頑張ろう!