私はある時キリスト教神秘主義の霊的落とし穴に陥りそうになった時がありました。
しかしそんなある時、ある聖女が神様からいただいた次の言葉を知り、はっとさせられ、地味な、しかし、聖書に基づく普通のキリスト教に立ち返ることが出来たのでした。
「君は病気だ。
もし君がこのような気持ち(霊的な恍惚状態)を神の泉から出る霊の楽しみと呼びたいなら、それは官能によって曇った君の理性の言葉に過ぎないことをしるがいい。
わたしとしては、官能的にしても霊的にしても、とにかく楽しんだり味わったりすることをゆるすようなものには決して心を傾けない。
きよく純粋な愛に忠誠を尽くすこと以外は何も欲していないことを、知っておくがいい。
そしてまた、わたしは官能的なものを味わったり楽しだりすることよりもはるかに霊的なものを味わったり楽しんだりすることを恐れている、ということも覚えておき給え。」