前にもお証させていただいたのですが、私は昔倉庫で働いていました。
7年間働きました。
最初は日払いでしたので、日雇い人夫と同じでした。
「牧師、伝道師」としての召命をくださいと主に祈っていたところ、その願いが聞かれ、「それでは、まず底辺に行き、底辺で生きている人たちとともに、汗水たらして働きなさい」というお答えでした。
「私がよし言うまでは、伝道も控えよ」
不思議な導きでした。
しかし、色んなことがありました。
私にとってはあの時こそが本当の「神学校」だったと思ってます。
こんなことがありました。
私はまったくやりたくなかったのですが、そこで班長に命じられました。
あるとき、そこであるちょっとした事件があり、私は孤立してしまったのでした。
ちょくちょく、私の悪口が聞こえてきました。
ま、私がだらしなかったというのもあると思います。
さて、そんなあるときのことでした。
私が机で仕事をしていていると、あるジャニーズ系のような、頭がひらひらした?青年K君が私の元にやってきて、突然私にこう言ったのです。
「俺は○○さんの味方だからさ」
私は死ぬほど、うれしかった。
彼としても、私に言いたいことは沢山あったと思います。
ただ、私が本当に孤立して、落ち込んでいたのがわかったのでしょう。
だから、それは口にせず、まず、私を励ましてくださったのです。
人が落ち込んでいる時は欠点は指摘しない。
「私はあなたの味方だよ」
人との関係は愛情と、同情から始まる。
K君からの優しさを私は死ぬまで覚えていると思う。
K君を通し、神様が私に教えてくださったことである。