私は昔、埼玉県のある倉庫で働いていました。
殆ど、日雇い人夫みたいでした。
神様からの導きでしたが、落ちるとこまで落ちたと、自分で思いました。
しかし、ここで色んなことを学びました。
だから、、今は本当に感謝しています。
頭でわかることは複雑ですが、体で悟ることは常にシンプルです。
そして、シンプルな原理でないと、いざと言う時に、そんな原理はまったく役に立たないのです。
倉庫で働いていたときに学んだことのひとつに「混乱状態のきりぬけ方」というのがあります。
倉庫は年末や、お盆前、連休前は荷物が前倒しで、運ばれてくるために、異様に忙しくなるんですね。
はっきりいって、どこから手をつけていいかわからないぐらいに、むちゃくちゃな状態なんです。
先がまったくみえないんですね。
そんな中で発見したことは、とにかく先をみないで、「出きるところだけをみて、そこから、仕事をすすめていく」という方法なんですね。
正直「ああ、あれをやっておかないと、後で面倒だな」って、思う仕事がある。
しかし、それに気をとられていると、なにより、「仕事をする気持ち」すら失せてしまう。
だから、そのことは考えないようにする。
そして、目の前の仕事から、とにかく片付けていく。
すると、なんとなく、先が、見えてくる。
聖書にも「だから明日のための心配は無用です。明日のことは明日が心配します。労苦はその日その日に、十分あります。」(マタイ6章34節)とあるのですが、これは、本当に真実ですね。