一枚しかもっていないアルバムを
勝手に一枚ものと呼んでいるのですが、
バリー・ハリスの"Listen To Barry Harris...Solo Piano"も
そんなアルバムの一つです。

従ってかれに関する知識も
ほとんど持ち合わせていません。

でもこのアルバム良いです。
テディ・ウィルソンに通じる
きらびやかさと確かさみたいなものを感じます。
パウエルに影響を受けた
フレーズが連発されているのですが、
確信に満ちた安定したが展開されています。

このアルバムがリリースされたのは、1961年。
ハードバップが全盛期を迎えてた頃で、
当時としても決して新しいタイプの演奏ではなかったはずです。
前年にはキャノンボール・アダレイと
"Them dirty blues"を吹き込んでいます。

ソロっていうとどちらかいうと
完成された油絵よりも
刹那の緊張感があるスケッチに近い
イメージがあってとっても好みです。

このアルバム良いですよ。
改めて聞いてみて感じました。
おススメです。

The Londonderry Air /Barry Harris
¥150
iTunes

※モバイル非対応



本日はジョアン・ドナートのアルバム
”エ・ララ・ライェ(E lala lay-e)”をご紹介します。
個人的なお話ですが、
最初に買った"マナガホーバ"に続いて買った1枚です。

全曲ドナートの不思議なテイストのボーカルが
聞けます。
この人のボーカルはホントに面白いです。
決して上手くはないのですが、
脱力感が絶妙で
ワン&オンリーなんです。

ドナートは、
基本的にピアニストなので、
インスツルメンタル物も多いのですが、
ちょっと物足りない感じさえしてしまいます。

このアルバムも
ピアノは絶好調です。
ドナート節が
たっぷりを聞く事ができます。

また、少しカリブ海テイストの効いたホーンも良く響いていて
華やかな音色が楽しめます。

ゆったりと時間を過ごしたい方に
ピッタリですが、
週半ばで聞くと
後半が緩んでしまいそうで、
危うさを孕んだ一枚と言えそうです。

そういえばタイトルの"エ・ララ・ライェ"ってどういう意味なんだろう?

★エ・ララ・ライェ/ジョアン・ドナート
音楽回遊魚-E lala lay-e




本日もトロンボーン続きで。
今日はジャズにしました。


J.J.ジョンソンとカイ・ウィンディングという
2人のトロンボーン奏者による双頭セッション、
"The Great Kai and J.J."です。
あまりに有名な名盤なので、
いまさら紹介するのも気がひけるのですが、
何枚かあるアルバムの中では一番好きな一枚です。

ピアノは、なんと、ビル・エバンス。
良いはずです。
2曲目の"Georgia on my mind"の出だし
のピアノはとても上品です。

このアルバム、
とても選曲が良いんです。
スタンダードばかりですが、
尖ったところがなく
トロボーンの持つ
懐が広さを存分に味合うことができます。

セッションは2部構成になっていて
1~6曲目が
ポール・チェンバース(b)
ロイ・ハインズ(Dr)
7~11曲目が
トミー・ウィリアムス(b)
アート・テイラー(Dr)
で、全曲共通なのが、
J.J.ジョンソン、カイ・ウィンディング(Tb)
ビル・エバンス(p)
というセッションとなっています。

後半の”Side by side”がとても好きです。
愉しく、そしてリズミカルに展開する演奏は、
トロンボーンならはです。

インパルス版なので、音の抜けが
よく管の音が隅々まで響いてきます。
大音量で聞きたい一枚です。
何回聞いても飽きません。

愉しいアルバムなので、
ぜひ聞いてみて下さい。

The Great Kai and J.J./J.J.ジョンソンとカイ・ウィンディング

音楽回遊魚-JJ & KAI


ペタをつけてくださったやべっちさんが加入しているバンド
"ソウルストーン&Co."を聞きました。
アルバムタイトルは、"イロトリ鳥"。

良いです。
スゴく良いです。
柔らかいメロディに
ホーンが心地よく絡みます。
アルバムには、
シラトリ紗トリや
サイゲンジにも通ずる
無国籍ですが色彩豊かなチューンが
並んでいます。

爽やかな音色に
ヨシダヒロキさん
少しソウルフルなボーカルも
マッチしていて良いです。

ホームページによると
やべっちさんは、トロンボーンを担当されています。
"陽まわり"では
伸びやかなソロが聞けます。
楽曲に合っていて
とても気持ちが良いですね。

トロンボーンって良い楽器ですね。
持っているアルバムは、
腕で操作するためが、
トランペットと比べると
大らかなフレージングが魅力に感じます。

向井滋春さんの"Orissa"というアルバムを聞いて以来、
トロボーンの幸福感あふれる音が好きで
結構聞いています。

"イロトリ鳥"良いアルバムです。
おススメなので、
是非聞いてください。


★ソウルストーン&Co.のオフィシャル・ホームページ
http://www.soulstone-co.jp/
★やべっちTbさんのブログ
http://ameblo.jp/yabecchitb/


イロトリ鳥 /ソウルストーン&Co.
¥1,200
iTunes

※モバイル非対応





面白いものを見つけました。
大好きなパーカッション「だけ」のアルバム。
アマゾンのMP3ダウンロードサービスをなんとなく
浮遊していたらひっかかりました。

アーティストは"Bloco Explosão"、
アルバムタイトルは、"Berlin Perkussiv, Samba & More"。
ネットで調べてみたのですが、
バンドのプロフィールについてはよくわかりませんでした。

それにしても面白い。
メロディが全然入っていないアルバムですが、
頭の中で、主旋律を描いてしまいます。
気分次第で変わるところがなんとも言えません。

特に一曲目の"Explosão (Samba-Reggae/Swing)"は最高です。
サンバの複雑なリズムに和して、
様々楽器が奏でる呼応する打楽器たちが愉しいです。
何人くらいで演奏しているのでしょうか。
ジャケットでは、30人近くになると思われる人々が、
写っていますが、
音に奥行きを感じます。

難を言えば、
メロディが全く入っていないので、
ずっと聞いていると少し耳が疲れることです。
アルバムを最後まで聴き通すのに
かなりのパワーを要します。

聞き流すということとこれほど対照的なアルバムを
僕は知りません。
結構1枚あると楽しめるので、
一度聞いてみて下さい。

Explosão (Samba-Reggae/Swi.../Bloco Explosão
¥150
iTunes

※モバイル非対応