音楽にやられてしまった映画ってありませんか?
僕は結構あります。
代表は、カサブランカの"As time goes by"
宮崎駿と久石譲(久石さんの音楽なしで宮崎映画は語れません)。
でも、エンニオ・モリコーネが音楽を手がけた"海の上のピアニスト"は別格です。
あの"ニューシネマ・パラダイス"のジュゼッペ・トルナトーレ監督の映画なので、
映画としても決して悪い映画ではありません。
でも、海の上で生まれて、海の上「だけ」で生涯を過ごした天才ピアニストを
主人公(ティム・ロス)とした結構荒唐無稽なストーリーに心を打たれてしまうのは、
やはり、モリコーネの音楽のおかげだと思います。
主人公が恋した女性に捧げた唯一残した録音シーン、
彼がジャズ天才のジェリー・ロール・モートンと対戦するシーン、
主人公の親友が生活に困って売り払ったトランペットを
主人公の話を聴き終わった後に楽器屋から返してもらうシーン、
どれも素敵な音楽が流れています。
映画館で見終わった後の圧倒的な感動は、
その音楽によるものだと後にサントラ盤を聴いて改めて思いました。
(映画館で立ち上がれなかった数少ない映画でした)
もしかしたら音楽を主人公とした映画だったからかもしれません。
いや~、音楽って本当にスゴいものなんですね。

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