数あるバド・パウエルでは、やはりパリ時代のものが一番好きです。

後期のものは、テクニックの衰えなどが指摘されることが

多いのですが、僕にはそうした

悲惨さよりもむしろ彼の音に

素朴な明るさを感じます。

愛聴盤は"Blues for for Bouffemnt"。

収録曲では"Una Noche Con Francis"がベストです。

確かにスピード感あふれた演奏ではないですが、

よりもむしろ音色が良い気がしています。

パリ時代のものには、

彼が尊敬していたセロニアス・モンク似たテイストを感じてしまうのです。

ー引き算の演奏。

音をたくさん弾かないことで却って多くのことを語ろうろするかのようです。。

あちこちで現れるパウエル節は隠しようもありませんが、

もしかしたら、彼はモンクになりたかったのかも・・・

なんて邪推してしまいます。

彼の一音一音を愛おしむような演奏が大好きです。

なんとも楽しそうです。

ピアノが弾けたらなぁなんて

このアルバムを聴いて改めて思いました。

ぜひ聴いてみてください。


Blues for Bouffement/Bud Powell
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