しかし、金立サービスエリアでとうとうトラブル。
なんとか修理が完了して、気をとりなおして出発。
今年度熊本県から大分県へ企業参入された法人様です。
大規模面積でベビーリーフ栽培をしています。
障害者雇用にも力を注がれていました。
ただし、やっぱり労働者不足につき、外国人労働者もかなり雇用されていました。
今後農業が抱える様々な課題を聞き取りましたし、参考にしてしっかりと県政に反映させていきます。
どうしても行きたかった水俣病資料館へ。
2年前に建て替えて立派な施設になっていましたが、
私がどうしても見たかった水俣病の真実を伝えるモニュメントが展示されていませんでした。
それが残念でした…。
私の農業と政治の原点は、実は水俣病にあると言っても過言ではないのです。
故原田正純先生の講義を聴いて、目から鱗が落ちた、その衝撃を今でも忘れていません。
それが、『声なき声を県政に、小さな声を県政に』 の原点なんです。
福田農場ワイナリーです。
水俣というレッテルを貼られた町に、なんとか人を呼び込もうと50年近く頑張ってきた農業法人です。
福田農場ワイナリーさんで夕食も美味しいパエリアと地ビールとサングリアをいただきました。
泊まりは湯の児温泉にて。
美しい夕陽と水俣の海に多くのことを考えさせられて、夜がふけて行きました。
今では日本で二番目に美しいこの水俣湾で、そう遠くない過去に悲劇が起こっていたのです。
私たちはそのことを忘れないようにしなくてはなりません。