月刊、人間やじろべえ(バケラッタ)の第4期テキトー藤子論 第10回

 どーも、藤子ファンとしては若輩者だが、モラトリアム藤子ファン代表を自称するアマチュアコンビ「バケラッタ」のボケ担当だった「人間やじろべえ」でございます。ようこそ10月1日生まれの天秤(人間やじろべえ)座のピン芸人:マッチ一本火事の元のブログへ。このコーナーは藤子・F・不二雄全集の情報及び藤子ファンの方々ですら絶句してスルーしてしまいそうな人間やじろべえが考案した自己満足以外の何者でもない藤子関連のお遊び企画を毎月第4日曜日掲載しようというコーナーであります。

 さて第四期の刊行が先月より始まりました。第四期に収録されるのはオバQ以前に描かれた昭和30年代に発表された作品中心。何しろ『ドラえもん』も網羅され、残すはマニアファンにしか需要がない作品になってしまったけど、俺は全巻網羅するよ。

先月刊行された藤子・F・不二雄大全集一覧

・『ロケットけんちゃん』2巻
(小学二年生61年4月号~62年3月号)収録
解説:九里一平(漫画家・タツノコプロ社長)

あわせて愛読した3期までの全100巻おすすめピックアップ
・『すすめロボケット』(全3巻)

 全集揃えてると言えども、却って何を読み返そうか迷っていただけにこういった会報サービスはありがたい。今後とも参照させて頂きます(と言いつつも今月も実行していない)。

今月、刊行された藤子・F・不二雄大全集
・『すすめピロン』全1巻

その他、今月愛読した藤子単行本
F先生作品
・『てぶくろてっちゃん』全2巻(たのしい二年生版のみ)
A先生作品
・『用心棒』(中央公論社)
関連書
・リチャード・マチスン『アイ・アム・レジェント』(早川書房・ハヤカワ文庫)

 『ロケットけんちゃん』の小学二年生版が新刊で刊行されたので、連載時期が被る『てぶくろてっちゃん』のたのしい二年生版を再読した。小学館クリエイティブより復刻された『愛たずねびと』は購入するも未読
 
・人間やじろべえの藤子ファンにもスルーされそうなバカ企画1月号2014

 さて今年最後の連載です。『よろしくメカドック』。さて外務ゆうメイトの自分はクリスマスイブから激務が続いてる訳ですが、本日は班の社員さんの協力もあって無理矢理14時から年賀に集中し、何とか本日までの年賀の差し込みを終えてしまった。残り2日と言いたいところだけど、年が明けたらR-1の調整が始動。・・・・・只でさえ既に疲れてるのに、年が明けてから2週間ほどは年賀と郵便の両方の準備と持ち出しがあって、尚かつ仕事の後はR-1の調整となると気が重くなる(苦笑)。

 さて今年はF先生が生誕80周年を迎えたってことで東京タワーでの生誕80周年展。誕生日スペシャルでの『パーマン』の友情出演、そして年末のスペシャルにはF組が集合と話題性の強かった年でしたね。そして何気にA先生の方も小学館クリエイティブなどから数多く新刊が刊行された年でもあったね。

 さて、ついに来年は大長編ドラ第3作目「のび太の大魔境』がリメイクされますね。大長編の中でも最もジャイアンらしさを発揮してると言っても過言では無い大魔境がついにリメイクか!!今年もコミカライズ版の担当は「むぎわらしんたろう」さんにして欲しいね。『ドラベース』の作者だけあって「南海大冒険」や「太陽国伝説」などで描かれたジャイアンは好きだ。今年の特典はペコドラワンダーライトだけど皆様は既に前売り券を購入されたでしょうか?私は年明け前に前売り券を購入していることを決意してるので既に購入済みだけど、原作付きの人気エピソードだけあって特典終了に気をつけて早めの購入をお勧めします(毎年、言ってるけどね)。

 藤子・F・不二雄大全集の第4期が更に1冊『名犬ラッシー』が刊行決定が発表されましたね。これで連載作品は合作を除けば全部全集に収録されるのかな?(久米みのる先生が原作を担当しているタップタップやタトルくんはF先生の単独作品では無かったけ?)。そういえば『ロケットけんちゃん』の二年生版は久米みのる先生が原作を担当してるんだよね。解説の九里一平さんも久米みのる先生の原作付きの作品を描いていたそうだ。ラッシーで完結すると全115巻か。合作の刊行も実現出来るように小学館は努力されてるのは間違い無いだろうけど、実現したら年代順読破してみたいと妄想してしまう。

 そういえば今年はリチャード・マシスン氏が亡くなった年でもあったけど、『アイ・アム・レジェント』の原作を漸く購読した。個人的にウィル・スミス主演版は「人間、誰もが『流血鬼』なんじゃい」というテーマを排除したハリウッドらしい結末に納得いかないけど、だからこそ原作を愛読したかったってのも理由の一つ。